【Moto3】オーストリア予選:ロドリゴが連続でポールポジション獲得
第11戦オーストリアGPの予選が行われ、ガブリエル・ロドリゴ(RBA Racing Team)が2レース連続でポールポジションを獲得した。

MotoGP第11戦オーストリアGP、Moto3クラスの予選がレッドブルリンクで行われ、ガブリエル・ロドリゴ(RBA Racing Team)がポールポジションを獲得した。
40分のセッションが折り返しを迎えた段階で、トップタイムはジョアン・ミル(Leopard Racing)がトップ。2番手に、ここ4レースで4連続2位フィニッシュとなっているロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)がつけた。
アロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が残り17分にトップタイムを更新し、ランキングトップ3が上位を占めていたが、トップから20番手まで0.8秒も差がない状態でその後も頻繁に順位が入れ替わった。
速いライダーの後ろにつこうと各車が牽制をしあう中で、残り3分を切り各車がラストアタックへ。集団の中でうまくタイムを出したガブリエル・ロドリゴ(RBA Racing Team)がトップタイムを更新した。
2番手にはファン・フラン・ゲバラ(RBA Racing Team)が入り、チームにとっては2戦連続で2台がフロントロウを獲得することになった。3番手にはカネットが入った。
ミルは2番手タイムをマークしたものの、このタイムが抹消されており、10番手に降格となっている。フェナティは11番手で予選を終えた。
日本人ライダー勢は、佐々木歩夢(SIC Racing Team)が18番手で最上位となった。
セッション開始から10分を経過しようという頃に、鳥羽海渡(Honda Team Asia)がターン6でハイサイドを起こし転倒。直前のフリー走行3回目で8番手となっていただけに、悔しい転倒となった。その直後には、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)も同じ場所で同じように転倒を喫してしまった。
両者はセッション終了前までに走行を再開することができたが、鈴木が26番手、鳥羽が27番手に終わった。
→【リザルト】MotoGP第11戦オーストリアGP:Moto3クラス予選
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