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鈴木竜生、“苦杯”の母国戦4位。「この気持ちを糧にしたい」

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鈴木竜生、“苦杯”の母国戦4位。「この気持ちを糧にしたい」
執筆:
2019/10/20 9:23

MotoGP日本GPのMoto3クラスで、鈴木竜生は最終ラップでライバルによる追い越しを許し、表彰台を逃した。レース後、鈴木はその悔しさを次戦の糧にしたいと語った。

 MotoGP第16戦日本GPのMoto3クラス決勝で、SIC58 Squadra Corseの鈴木竜生は、最終ラップまで表彰台圏内を争ったものの、4位でフィニッシュ。母国戦の表彰台を、あと一歩のところで逃した。

 鈴木は3番グリッドから好スタートを決めると、そのままホールショットを奪ってレースをリード。そこからレースの1/3を消化した9周目にロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)に追い抜かれるまで、先頭で集団を引っ張り続けた。

 勝負は最終ラップだった。鈴木はダラ・ポルタの後ろ2番手につけていたものの、S字コーナーでアルベルト・アレナス(Gaviota Angel Nieto Team)によるオーバーテイクを許してしまった。3番手に後退した後も鈴木は追いすがり、最終ビクトリーコーナーでやり返そうとしたが、4番手のセレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)に僅かなスペースを突かれて後退。母国戦での表彰台も逃した。

「ビクトリーコーナーの最後のブレーキングで、3番手ではなく2番手につけていたらそのまま2位でゴールできていたと思います」と、鈴木はレースのハイライトとなった瞬間を振り返った。

「もっともっとハングリーというか、常に挑戦者という立場でありつづけないといけないのかなと」

 中盤にダラ・ポルタに抜かれてしまったことで、結果的にアレナス、ビエッティのオーバーテイクを許したようにも思えるが、鈴木によると「前に出てレースを引っ張る形の序盤は予定通りだった」ということだった。

「途中でダラ・ポルタに抜かれたんですけど、抜かれたと言うかわざと追い越しを許しました。ダラ・ポルタは(序盤に)タイヤを使っていなかったぶん、僕よりペース良いのは分かっていたんです」

「後半ラスト2周のためにタイヤ(ライフ)を残すためにダラ・ポルタの後ろでスリップを使って2番手をキープしていました。でも最終ラップの1コーナーでアレナスが抜きにかかってきたのが見えたので、2番手をキープしなくちゃなと分かっていたんですけど、抜かれてしまいました」

「ダラ・ポルタは速いライダーなので、勝負どころをずっと探していて、ひとつかふたつのブレーキングポイントで自分のほうが強いのは分かりました」

「そこを待っていたんですけど、その前にアレナスに抜かれてしまい、プランが崩れました」

 次戦オーストラリアGPは1週間後。鈴木はこの“敗戦”を糧にしてレースに向かいたいと意気込みをみせた。

「すごく悔しいです。ただありがたいことに続けてレースがあるので、この悔しい気持ちを糧にしようと思います。良いレースができるのも、ポテンシャルが高いのも分かっているので、貪欲にがんばります」

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この記事について

シリーズ MotoGP , Moto3
イベント Motegi
サブイベント Race
ドライバー 鈴木 竜生
チーム SIC58 Squadra Corse
執筆者 永安陽介