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レースレポート

Moto3カタール決勝:小椋藍、開幕戦で3位表彰台獲得! 鈴木は悔しい5位に

ロサイル・インターナショナル・サーキットでMotoGP第1戦カタールGP Moto3クラスの決勝レースが行なわれ、アルベルト・アレナスが今季1勝目を挙げた。3位には日本の小椋藍が入った。

Ai Ogura, Honda Team Asia

Ai Ogura, Honda Team Asia

Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第1戦カタールGPのMoto3クラス決勝が行なわれ、Aspar Team Gaviotaのアルベルト・アレナスが今季1勝目を挙げた。

 6人の日本人ライダーが参戦するMoto3クラスだが、予選では鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)がポールポジションを獲得。小椋藍(Honda Team Asia)も5番手と好位置につけた。

 MotoGPクラスのレースが中止となったことで、軽中量級にいつも以上に注目が集まる中、ついに18周のレーススタート時刻を迎えた。

 スタートはPPの鈴木が上手く決め、そのままホールショットを奪った。アレナス、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)と順当に上位グリッドのライダーが続く中、デニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech 3)が一気に4番手にまでポジションを上げた。

 メインストレートに戻ってきた集団は、スリップストリームを得たライダーがターン1にかけてポジションをアップ。トニー・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)がトップに立ち、鈴木は4番手にまでポジションを落とした。

 鈴木はターン1で仕掛けようとするが、オンジュにイン側に入られたことでラインが取れず、逆に8番手と更にポジションを落としてしまった。同じように小椋藍(Honda Team Asia)もラインを外してしまい、上位集団から大きく離された。

 4周目を数える頃には徐々に先頭集団が分離。アレナスがトップを引っ張り、ダリン・ビンダー(CIP Green Power)、フェルナンデスの2台が続いた。 

 しかし6周目になると再び接近を許し、集団は10台近いものとなった。その中で鈴木は着実にポジションを回復し、7周目には5番手にまで上げてきた。

 メインストレートではスリップストリームを利用した攻防が毎周繰り広げられたが、残り10周となったタイミングでは順位が大きく動いた。それまで先頭を引っ張っていたアレナスがポジションを落とし、フェルナンデスが先頭に浮上。ジャウマ・マシア(Leopard Racing)と鈴木がトップ3に並んだ。

 鈴木はそのまま前2台を次々と処理し先頭を奪取するが、再びメインストレートで集団に飲み込まれてしまい、トップはガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3)に入れ替わった。

 そして先頭集団がバトルを繰り広げていたことで、一時は分断されていてた下位グループも接近。18台程の大集団となった。

 残り8周、トップは再び入れ替わりアレナスに。鈴木もスルスルと順位を上げて5番手に舞い戻ってきた。

 アレナスはトップを譲ること無くレースは残り5周に。しかしアレナスは残り4周のターン1で大きくラインを膨らませてしまいポジションダウン。その隙を突いて鈴木は一気に先頭のポジションを奪った。

 だが残り3周、メインストレートの攻防でジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が先頭に浮上すると、鈴木は再び5番手に沈んでしまった。

 多数のライダーが入り乱れる中、鈴木は残り2周で更にポジションを落とし10番手に。トップはロドリゴが奪い、ビンダー、マクフィーという並びでラストラップに突入した。勝負となるターン1ではそのビンダーに接触がありまさかの転倒。結果アレナスが先頭に浮上し、更に小椋も4番手にポジションを上げてきた。

 アレナス、マクフィーのトップ2が抜け出して、遅れてマシアと小椋が続く。そして最終コーナーを立ち上がったアレナスはマクフィーの追撃を許さずそのままトップでチェッカー。開幕戦優勝を手にした。

 2位はマクフィー。9番グリッドから追い上げての表彰台獲得だ。

 そして3番手でチェッカーを受けたマシアは、ラストラップでのトラックリミット違反により1ポジションダウンのペナルティが科されたことで、表彰台は幻に。4位フィニッシュの小椋が繰り上げで3位表彰台を手にした。

 その他にもトラックリミット違反のペナルティを課されるライダーが多く発生した結果、7番手でフィニッシュした鈴木が、5位という結果になった。

 その他日本勢は鳥羽海渡(Red Bull KTM Ajo)が14位、佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)は19位、ルーキーの國井勇輝(Honda Team Asia)と山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)はそれぞれ18位と20位でポイント獲得はならなかった。

【リザルト】MotoGP第1戦カタールGP Moto3クラス決勝

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ポイント
1 Spain Albert Arenas 18 38'08.941     152.3 25
2 United Kingdom ジョン マクフィー 18 38'08.994 0.053 0.053 152.3 20
3 Japan 小椋 藍(Ai Ogura) 18 38'09.285 0.344 0.291 152.2 16
4 Spain ジャウマ マシア 18 38'09.188 0.247   152.2 13
5 Japan 鈴木 竜生 18 38'09.730 0.789 0.542 152.2 11
6 Argentina カブリエル ロドリゴ 18 38'09.367 0.426   152.2 10
7 Spain Jeremy Alcoba 18 38'09.500 0.559 0.133 152.2 9
8 Czech Republic フィリップ サラック 18 38'09.764 0.823 0.264 152.2 8
9 Italy デニス フォッジア 18 38'09.905 0.964 0.141 152.2 7
10 Spain ラウル フェルナンデス 18 38'09.775 0.834   152.2 6

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