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レースレポート

Moto3エミリア・ロマーニャ決勝:小椋藍、3連続表彰台獲得。優勝はフェナティ

MotoGP第8戦エミリア・ロマーニャGPのMoto3クラス決勝レースが行なわれ、ロマーノ・フェナティが今季初優勝。小椋藍が3位表彰台を獲得した。

Ai Ogura, Honda Team Asia

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ミサノ・サーキットでMotoGPエミリア・ロマーニャGPのMoto3クラス決勝が行なわれ、ロマーノ・フェナティ(Sterilgarda Max Racing Team)が今季初優勝を果たした。

 日本勢6名が参戦するMoto3クラス。予選では鳥羽海渡(Red Bull KTM Ajo)が7番手で日本勢最上位につけ、ポイントランキングで上位を争う小椋藍(Honda Team Asia)が11番手スタートとなった。なお予選で転倒があった鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は左手首を骨折。そのため決勝レースは欠場となった。

 23周の決勝レースは気温26℃、路面温度30℃のコンディションで開始を迎えた。

 スタートでは2番手スタートのトニー・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)が良い加速を見せホールショットを奪う。ただポールスタートのラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)がすぐに先頭を奪い返した。

 オープニングラップはフェルナンデス、アルベルト・アレナス(Gaviota Aspar Team Moto3)、アルボリーノのトップ3で終えた。

 4周目には先頭はアレナスに入れ替わり、追い抜かれたフェルナンデスはセレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)にもパスされてしまう。

 ビエッティは6周目ターン12でアルボリーノのインに入って追い抜き、先頭のアレナスに食らいついた。またアルボリーノはこの際6番手まで順位を落としてしまった。

 勢いに乗るビエッティはアレナスにも即座にアタック。アルボリーノを追い抜いたバックストレートのターン12でアレナスを追い抜き、先頭に躍り出た。

 先頭のビエッティは後続を引き離すまでは行かず、アレナスとフェルナンデスを引き連れて走行。そこに追い上げてきたジャウマ・マシア(Leopard Racing)も混ざってくる展開で、マシアは11周目にはアレナスとフェルナンデスをまとめて追い抜いて2番手に浮上した。

 残り7周、マシアがビエッティをターン8で追い抜いた際、追い抜かれたビエッティとガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3)が軽く接触。バランスを崩してしまったが、なんとか持ちこたえた。

 先頭に立ったマシアだがそのポジションを維持することはできず、先頭は再びビエッティが奪取。その傍らではフェナティが一気にポジションを上げ2番手でビエッティに迫った。

 残り5周、ターン1でアレナスとフェナティに軽い接触があり、それに反応したダリン・ビンダー(CIP Green Power)がブレーキングでバランスを崩して転倒を喫した。また、この混乱の中、先頭集団の後尾を走っていた小椋が一気に3番手までポジションを上げた。

 ビエッティ、マシア、小椋の並びでレースは残り3周。この3人とアレナスのバトルは激しく、ポジションを入れ替えつつ進行していく。そしてアレナスが2番手に浮上し、フェナティ3番手でラストラップに突入した。

 ラストラップ、アレナスはマシアにバックストレート立ち上がりで追い抜きを許し、マシアがポジションを固めるかと思われた。

 しかしバックストレートで接近してきたビエッティとターン14で軽い接触があり、ふたりは後退。フェナティが先頭に立ち、ビエッティ、小椋の並びでラスト2コーナーに向かうと、フェナティがトップでチェッカー。1年ぶりの勝利を収めた。

 2位はビエッティ、3位は小椋だ。3戦連続で表彰台を獲得した小椋は、ポイントリーダーのアレナスとのポイント差を“2”へ縮めた。

 小椋以外の日本勢だが、鳥羽が9位、佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)が14位、山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)が20位、國井勇輝(Honda Team Asia)が25位となった。

 
順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ポイント
1 Italy ロマーノ フェナティ 23         25
2 Italy Celestino Vietti Ramus 23 0.036       20
3 Japan 小椋 藍(Ai Ogura) 23 0.121       16
4 Spain Albert Arenas 23 0.199       13
5 Spain ジャウマ マシア 23 0.280       11
6 Spain ラウル フェルナンデス 23 0.439       10
7 Turkey Deniz Öncü 23 0.678       9
8 Italy アンドレア ミーニョ 23 0.791       8
9 Japan 鳥羽 海渡 23 0.939       7
10 United Kingdom ジョン マクフィー 23 1.125       6

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