Moto3スティリア予選:オンジュが初PP獲得。日本勢トップは14番手の鈴木竜生
MotoGP第10戦スティリアGPのMoto3クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはデニス・オンジュだった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
レッドブルリンクで行なわれているMotoGP第10戦スティリアGP。Moto3クラスの予選では、デニス・オンジュ(RedBull KTM Tech3)が初のポールポジションを獲得した。
予選時の天候は曇り。気温26℃、路面温度は34℃ の中でセッションが行なわれた。
フリー走行の総合タイムから予選組が分けられ、日本勢は佐々木歩夢(RedBull KTM Tech3)が唯一直接Q2へと進出を決めた。また鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)、鳥羽海渡(CIP Green Power)、國井勇輝(Honda Team Asia)、山中琉聖(CarXpert PruestelGP)はQ1からのスタートとなった。
Q1では序盤ほぼ全てのライダーが様子を伺い、コースインのタイミングを遅らせる展開となった。そのため最終的には、多くのライダーがセッション中にピットインすることなく、一回の出走のみでのタイムアタックとなった。全ライダーがコースインしたのは、残り時間8分を切った時だった。
そんな中Q2進出を決めた上位4名は、デニス・フォッジア(Leopard Racing)、鈴木、ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Gresini Racing Moto3)、ロマーノ・フェナティ(Sterilgarda Max Racing Team)となった。
その後決勝のフロントロウが決まるQ2では、セッション開始と共に全ライダーがコースインする形に。
現在ポイントランキング首位に立つペドロ・アコスタ(RedBull KTM Ajo)が残り5分を切ったところで一度トップタイムをマークするも、すぐさまセルジオ・ガルシア(Solunion GASGAS Aspar Team)が最速タイムを更新。しかしガルシアは、その後最終アタックの3コーナーでハイサイドを起こし、転倒を喫してしまう。
最終的にポールポジションを獲得したのは、RedBull KTM Tech3のデニス・オンジュだった。またこれはオンジュにとって初のポールポジションということになった。2番手は転倒したガルシア、3番手はQ1から上がってきたフェナティとなった。
日本人勢トップは14番手の鈴木竜生。15番手にはセッション中に転倒もあった佐々木歩夢が続き、明日の決勝レースをこのふたりが5列目から並んでスタートとなる。以下21番手に山中琉聖、22番手に國井勇輝、25番手に鳥羽海渡という順位となった。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | Deniz Öncü | 8 | 1'36.453 | 161.463 | ||
2 | Sergio Garcia | 7 | 1'36.477 | 0.024 | 0.024 | 161.422 |
3 | ロマーノ フェナティ | 7 | 1'36.506 | 0.053 | 0.029 | 161.374 |
4 | Pedro Acosta | 8 | 1'36.575 | 0.122 | 0.069 | 161.259 |
5 | Izan Guevara | 7 | 1'36.635 | 0.182 | 0.060 | 161.159 |
6 | デニス フォッジア | 8 | 1'36.637 | 0.184 | 0.002 | 161.155 |
7 | ジャウマ マシア | 8 | 1'36.637 | 0.184 | 0.000 | 161.155 |
8 | ダレン ビンダー | 6 | 1'36.657 | 0.204 | 0.020 | 161.122 |
9 | Jeremy Alcoba | 8 | 1'36.716 | 0.263 | 0.059 | 161.024 |
10 | カブリエル ロドリゴ | 7 | 1'36.720 | 0.267 | 0.004 | 161.017 |
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