Moto3日本GP決勝|佐々木歩夢、母国戦で3位表彰台獲得! ポールシッターの鈴木竜生は無念の転倒リタイア

MotoGP第16戦日本GPのMoto3クラス決勝が行なわれた。3年ぶり開催の日本戦を制したのは、イザン・ゲバラだった。また日本人ライダーの佐々木歩夢が3位表彰台を獲得した。

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 モビリティリゾートもてぎでMotoGP第16戦日本GPが開催された。Moto3クラスの決勝レースを制したのは、イザン・ゲバラ(Autosolar GASGAS Aspar Team)だった。

 3年ぶりの開催となった日本GPは、予選が行なわれた2日目は強い雨に見舞われてしまった。しかし決勝日は晴天に恵まれ、レースはドライコンディションで実施されることに。気温は23℃、路面温度40℃まで上昇した。

 予選では母国戦の鈴木竜生(Leopard Racing)がポールポジションを獲得し、佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)も4番手を確保。他の日本人ライダーは山中琉聖(MT Helmets - MSI)が17番手、鳥羽海渡(CIP Green Power)が18番手、古里太陽が19番手(Honda Team Asia)、濱田寛太(Rivacold Snipers Team)が27番手からのスタートとなった。

 全20周の決勝レースは、ポールシッターの鈴木がホールショットを奪って先行。しかしイザン・ゲバラ、セルジオ・ガルシア(Autosolar GASGAS Aspar Team )そして佐々木が鈴木に襲いかかっていく。

 ポジションを入れ替えながら進んでいく先頭集団だが、3周目にはゲバラがトップに浮上。佐々木が2番手でそこに続き、鈴木、デニス・フォッジア(Leopard Racing)と並んだ。

 なお1周目にはターン9で鳥羽が転倒。他にもカルロス・タターイ(CFMOTO Racing PruestelGP)を始めとした3名が続けざまに転倒した。3周目にはターン2で濱田も転倒してしまい、日本勢2人がいきなり戦列を離れる事態となってしまった。なお鳥羽は一度ピットに戻った後、レースに復帰することができた。

 佐々木はゲバラを交わしてトップに躍り出ると、そのゲバラとフォッジア、鈴木を引き連れてグループをリードしていった。

 そして4周目に悲劇が起こった。ポールポジションスタートの鈴木が、4番手を走行中にターン9でハイサイドを喫してクラッシュしてしまったのだ。誕生日にPP獲得という最高の形で3年ぶりの母国戦に臨んでいたものの、結果を残すことはできなかった。

 佐々木の引っ張るトップ3に対して、ジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)が徐々に接近。8周目には先頭集団に加わってきた。

 9周目、佐々木の後ろ2番手でチャンスを伺っていたゲバラが、S字コーナーでオーバーテイクしてトップが入れ替わった。しかし次周のターン6でゲバラはワイドに膨らんでしまい、佐々木が再び先頭を取り戻した。

 そこからしばらく、先頭集団に動きは少なく互いにライバルの出方を伺う展開が続き、レース残り周回数を減らしていった。

 そして残り6周、ゲバラが再び動いた。ターン4でオーバーテイクを仕掛けて佐々木を追い抜くと、そのまま少しずつ引き離し始めたのだ。

 さらに佐々木は次の周にターン5でイン側に入り込んできたマシアを避けるためにアウト側に膨らみ、その間にフォッジアにも追い抜かれてしまい、4番手に後退した。だが残り4周のターン12で、マシアが転倒。そのため佐々木は3番手で表彰台圏内となった。

 レースは残り3周。トップを行くゲバラはペースを上げ、2番手のフォッジア、3番手の佐々木は0.4秒ほどの差を付ける状況だった。

 先頭のゲバラはこの差を詰めさせることはなく、そのままトップチェッカー。前戦アラゴンGPから連勝を果たした。

 2位はフォッジア、そして3位に佐々木が入った。日本GPでの日本人ライダーの表彰台獲得は、2009年の青山博一以来のことだ。

 他日本人ライダーは山中が8位入賞。そして古里が14位でMoto3で初のポイント獲得となった。転倒のあった鳥羽はその後レースに復帰し、21位でのフィニッシュとなった。

 
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