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Moto3インドネシア予選|タイトル争う佐々木歩夢、決勝は11番手スタートに。モレイラがポール獲得

MotoGP第15戦インドネシアGPのMoto3クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはディオゴ・モレイラだった。

Diogo Moreira, MT Helmets - MSI

 マンダリカ・インターナショナル・サーキットで行なわれているMotoGP第15戦インドネシアGP。Moto3クラス予選はディオゴ・モレイラ(MT Helmets - MSI)だった。

 Moto3クラスの日本人ライダーの予選振り分けは山中琉聖(Gaviota GASGAS Aspar Team)、鳥羽海渡(SIC58 Squadra Corse)、古里太陽(Honda Team Asia)の3人がQ1からのスタートで、佐々木歩夢(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)が直接Q2へと進出した。なお鈴木竜生(Leopard Racing)はインドネシアGP以降のシートを喪失してしまい、エイドリアン・フェルナンデスが後任に起用された。

 Q1は古里が2番手タイム、山中が3番手タイムとQ2進出圏内に位置した状態で、終盤のアタックを迎えた。

 アタックが進むと、山中はライバルのタイム更新によって5番手まで押し出されてしまい、Q2進出圏外でセッション終了。一方で古里は最後のアタックでトップタイムとなる1分39秒606をマークし、Q2へ進出した。

 佐々木と古里が参加するQ2は、ディオゴ・モレイラがセッションをリードする形で進行。佐々木はセッション前半の段階では6番手とまずまずの位置につけた。

 古里はセッション後半のアタックで1分39秒369を記録、暫定で4番手に割って入った。佐々木は自己ベストを更新していたが、古里などライバルもタイムを縮めて来ていたため、7番手という状況で終盤を迎えた。

 終盤のアタックにかけてトップタイムを更新するライダーは現れないまま、予選Q2は終了。ポールポジションはモレイラが獲得した。2番手はジャウマ・マシア(Leopard Racing)、3番手はダビデ・アロンソ(Gaviota GASGAS Aspar Team)だった。

 日本人ライダーは最終的に古里が6番手、佐々木は11番手となった。僅差でマシアとタイトルを争っている佐々木としては、ライバルに先行を許す予選となってしまった。

 
 
 
         
Driver Info
 
 
 
   
順位 ライダー # バイク 周回数 タイム 前車との差 平均速度 スピードトラップ
1 Brazil D. Moreira MT Helmets - MSI 10 KTM 7 1'39.085   156.592  
2 Spain マシア Leopard Racing 5 Honda 8 +0.040 0.040 156.529  
3
D. Alonso GAVIOTA GASGAS Aspar Team
80 GASGAS 7 +0.225 0.185 156.238  
4
C. Veijer Liqui Moly Husqvarna Intact GP
95 Husqvarna 8 +0.278 0.053 156.154  
5 Turkey D. Öncü KTM 53 KTM 7 +0.283 0.005 156.146  
6 Japan 古里 Honda Team Asia 72 Honda 5 +0.284 0.001 156.145  

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