予選レポート
Moto3 Silverstone

Moto3イギリス予選|山中琉聖が5番手でグリッド2列目確保。ポールシッターはオルトラ

MotoGP第10戦イギリスGPのMoto3予選が行なわれた。ポールポジションはMT Helmets - MSIのイヴァン・オルトラだった。

Ivan Ortola, MT Helmets MSI

Ivan Ortola, MT Helmets MSI

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第10戦イギリスGPのMoto3クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはMT Helmets - MSIのイヴァン・オルトラだった。

 Moto3クラスの予選が始まる頃には上空を暗い雲が覆いつつあったが、降雨はなくコンディションはドライが維持された。

 なお日本人ライダー達は、鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)と山中琉聖(MT Helmets - MSI)の2人が予選Q2へ直接進出を決めた。なお古里太陽(Honda Team Asia)は7月のトレーニング中に鎖骨を怪我したことから、今回は欠場している。

 古里は前半戦の締めくくりとなる第9戦ドイツGPで優勝争いを展開した末に2位を獲得するなど、良い形でサマーブレイクに突入していただけに、怪我による欠場は惜しいところだ。

 15分間の予選Q1はエイドリアン・フェルナンデス(Leopard Racing)がトップ通過。続く予選Q2は開始からしばらく、ピットでライバルの動きを互いに監視してタイミングを測る”お見合い”の展開が続いた。日本人ライダー2人もその動きに同調し、しばらくコースには出なかった。

 15分のQ2セッションが後半に入ろうとする頃、ようやく上位争い常連のライダーであるダニエル・オルガド(Red Bull GASGAS Tech3)がコースイン。それをきっかけに他のライダー達もコースへ向かい始め、ようやく本格的な予選アタックが始まった。

 結果的に短時間の勝負となったが、少ないチャンスをモノにして最速タイムをマークしたのはイヴァン・オルトラ。タイムは2分9秒270だった。2番手はコリン・ベイアー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)、3番手はジョエル・ケルソ(BOE Motorsports)だ。

 日本人ライダーは山中が5番手タイムを記録し、セカンドロウを確保。鈴木は9番手タイムで3列目から決勝レースに挑むこととなった。

   
1
 - 
5
   
   
1
 - 
2
   
順位 ライダー # バイク 周回数 タイム 前車との差 平均速度 スピードトラップ
1
Ivan Ortola MT Helmets - MSI
48 KTM 4

2'09.270

  164.056  
2
Collin Veijer Liqui Moly Husqvarna Intact GP
95 Husqvarna 4

+0.041

2'09.311

0.041 164.004  
3 Australia Joel Kelso BOE Motorsports 66 KTM 6

+0.483

2'09.753

0.442 163.445  
4
David Alonso CFMOTO Valresa Aspar Team
80 CF MOTO 3

+0.628

2'09.898

0.145 163.263  
5 Japan Ryusei Yamanaka MT Helmets - MSI 6 KTM 3

+0.661

2'09.931

0.033 163.222  
6
Jacob Roulstone Red Bull GASGAS Tech3
12 GASGAS 5

+0.770

2'10.040

0.109 163.085  
 

 

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