予選レポート
Moto3 Motorland Aragon

Moto3アラゴン予選|ダビド・アロンソが圧倒的速さでポール。日本勢苦戦し古里の15番手が最上位

MotoGP第12戦アラゴンGPのMoto3クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはダビド・アロンソだった。

David Alonso, CFMOTO Aspar Team

David Alonso, CFMOTO Aspar Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第12戦アラゴンGPのMoto3クラス予選が行なわれ、CFMOTO Gaviota Aspar Teamのダビド・アロンソがポールポジションを獲得した。

 アラゴンGPでは日本人ライダーが苦戦しており、参戦する3名全員が予選Q1スタートになった。決勝で上位を争うためにも、まずはトップ4のタイムを記録しQ2進出を狙いたい状況だ。

 なおQ1序盤、山中琉聖(MT Helmets - MSI)はマシンにトラブルが発生してしまった。山中琉聖のマシンはコース脇で回収車に載せられる形となり、山中はノータイムで予選を終えることになった。

 山中以外の日本人ライダー達は古里太陽(Honda Team Asia)が終盤に2分1秒565の暫定2番手タイムを記録。鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)は自己ベストを更新していくが、暫定5番手とQ2進出圏内には入れていない状態だった。

 鈴木はQ1ラストアタックでもQ2進出圏内には食い込めず、5番手で予選Q1を終了。日本勢では古里が唯一Q2に進出した。

 予選Q2ではアロンソが前半のアタックで、一人だけ1分59秒台となる、1分59秒867を記録し、暫定トップに。2番手のジョエル・ケルソ(BOE Motorsports)にも0.35秒の差をつけた。

 後半のアタックではコリン・ベイアー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)が1分59秒717をマークし上回ったが、その直後にアロンソは1分58秒684という圧倒的なタイムを記録し、暫定トップに返り咲いた。

 さらにアロンソはダメ押しとばかりに1分58秒059まで自己ベストを更新。2番手以下に差をつけるこのタイムには誰も対抗できず、アロンソがポールポジションを獲得した。

 なお2番手はホセ・アントニオ・ルエダ(Red Bull KTM Ajo)、3番手にはダビデ・ムニョス(BOE Motorsports)が続いた。

 Q1を突破した古里は2分0秒274とQ1の自己ベストからかなり改善したものの、最終的には15番手に留まった。

   
1
 - 
5
   
   
1
 - 
2
   
順位 ライダー # バイク 周回数 タイム 前車との差 平均速度 スピードトラップ
1
David Alonso CFMOTO Gaviota Aspar Team
80 CF MOTO 7

1'58.059

  154.844  
2
Jose Antonio KTM
99 KTM 7

+0.433

1'58.492

0.433 154.278  
3 Spain David Munoz BOE Motorsports 64 KTM 6

+1.005

1'59.064

0.572 153.537  
4
Ángel Piqueras Leopard Racing
36 Honda 7

+1.031

1'59.090

0.026 153.504  
5 Australia Joel Kelso BOE Motorsports 66 KTM 7

+1.040

1'59.099

0.009 153.492  
6
Luca Lunetta SIC58 Squadra Corse
58 Honda 7

+1.249

1'59.308

0.209 153.223  
 

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