Moto3オーストラリア:アレナスが大激戦制す。鈴木竜生が4位獲得

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Moto3オーストラリア:アレナスが大激戦制す。鈴木竜生が4位獲得
執筆: 松本 和己
2018/10/28 3:47

MotoGP第17戦オーストラリアGPのMoto3クラス決勝が行われ、アルベルト・アレナス(Angel Nieto Team Moto3)が自身2勝目を挙げた。

 MotoGP第17戦オーストラリアGPのMoto3クラス決勝は、ファイナルラップまで10台以上の接近戦が繰り広げられる中、アルベルト・アレナス(Angel Nieto Team Moto3)が自身2勝目を挙げた。

 ホールショットはガブリエル・ロドリゴ(RBA BOE Skull Rider)が奪ったものの、すぐさまホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)がポジションを取り戻し、オープニングラップをトップで終えた。3番手スタートの佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)は良い蹴り出しを見せたものの、1コーナーでポジションを落とし6番手となった。

 2番手スタートのダレン・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)が一時トップに立つもポジションを守れず、マルティンもコーナーでオーバーランしポジションを落とすなど、なかなか主導権を握るライダーが現れない。

 隊列の中で目まぐるしくポジションが入れ替わる中、15番手スタートのマルコ・ベッツェッキ(Redox PruestelGP)は少しずつポジションを上げていった。

 マルティンが10番手まで沈んだ一方、ベッツェッキが残り16周の時点でトップに浮上。しかし彼も後続を突き放すには至らなかった。

 そんな中、なんとロドリゴがブレーキングで止まりきれずにベッツェッキに突っ込むような形で接触し転倒。両者は残り13周の時点でレースを諦めることになってしまった。ランキング2位のベッツェッキにとっては痛恨のリタイアとなった。

 レース折り返しが近づき、先頭を走っていたロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)が単独クラッシュ、マルコス・ラミレス(Bester Capital Dubai)とジャウメ・マシアがチームメイト同士で接触するなど、転倒が続出した。

 その間隙を突いてトップに浮上したのは、なんと佐々木。10番手までポジションを下げていたタイミングもあったものの残り10周というところで一時トップを走行した。

 佐々木やビンダー、マルティンも含めた10台以上がコーナーごとにオーダーを入れ替えながらレースが進行。最終コーナーで集団をリードしていても、メインストレートでスリップストリームを使われ、1コーナーで集団に呑み込まれるという展開が幾度なく繰り返された。23番手スタートの鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)もこの集団の中に加わり一時2番手を走行するなど、上位フィニッシュを狙った。

 残り2周でマルティンがトップ、佐々木が2番手でファイナルラップに突入。しかし最終コーナーでマルティンが後ろを振り返ったことで軽く失速。佐々木はその割りを食う形となってしまい、佐々木は10番手までポジションを落としてしまった。
 
 トップに浮上したのは最終コーナーでうまくスピードを乗せられたアルベルト・アレナス(Angel Nieto Team Moto3)。鈴木も5番手まで浮上した。

 ファイナルラップも軽い接触が繰り返される中、アレナスが逃げ切りトップチェッカー。ランキング3位のファビオ・ディ・ギャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)が2位、ニッコロ・ブレガの代役として参戦しているセレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)が参戦2戦目で3位獲得となった。

 鈴木は最後のストレートでマルティンを逆転し4位でフィニッシュ。ポイントリーダーのマルティンは、ベッツェッキに対するリードを12ポイントに広げた。

 佐々木は表彰台も見えていただけに悔しい10位フィニッシュ。鳥羽海渡(Honda Team Asia)は19位だった。

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シリーズ MotoGP , Moto3
イベント Phillip Island
執筆者 松本 和己
記事タイプ 速報ニュース