Moto3イギリス予選:アルボリーノが3度目のPP。佐々木歩夢4番手
MotoGP第12戦イギリスGPのMoto3クラス予選が行われ、トニー・アルボリーノが今季3度目のPPを獲得した。

MotoGP第12戦イギリスGPのMoto3クラス予選が行われ、VNE Snipersのトニー・アルボリーノが今季3度目のポールポジションを獲得した。
日本人が多数参戦しているMoto3クラス。その予選組分けは、Q1スタートに真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)、鳥羽海渡(Honda Team Asia)、佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)の3名。Q2スタートに鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)と小椋藍(Honda Team Asia)が入った。
予選時のコンディションは多少の雲はあるものの晴れており、気温は27℃、路面温度は37℃と温暖な環境となった。
上位4名がQ2に駒を進められるQ1セッションがスタートすると、早めに多くのライダーがコースイン。
まずはセレスティーノ・ビエッティ( SKY Racing Team VR46)が2分13秒026をマークしてトップに立ち、これがひとまずのターゲットタイムに。
そのビエッティの後ろを走っていた佐々木は、2分12秒987を記録してトップに浮上した。
セッションを半分消化した頃、鳥羽が各セクターを最速でまとめ上げ、2分12秒467というタイムで一気にトップへと躍り出た。一方で真崎は10番手に留まった。
終盤になっても大きくタイム更新がされない展開が続いたが、残り2分を切ってタイムが上がりはじめた。ただ、4番手以上に食い込むまではタイムが上がらず、Q2進出への顔ぶれに変化はない。
トップタイムの鳥羽は残り時間を残してピットイン。Q2進出が確実と見たようだ。
ラストアラックではラウル・フェルナンデス(Sama Qatar Angel Nieto Team)が2分12秒884で2番手に浮上。マーカー・ユルチェンコ(BOE Skull Rider Mugen Race)も好タイムを刻んできたが、わずかに及ばず5番手となった。
これでセッションは終了し、Q2進出は鳥羽、フェルナンデス、佐々木、ビエッティとなった。
Q2:大渋滞の中、佐々木が2列目を確保
続くQ2は、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)とアロン・カネット(Sterilgarda Max Racing Team)が先頭に立って早々とコースインした。
そして、カネットは最初のアタックで2分12秒208をマークしトップタイムとなったが、後方でアタックしていたロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)が2分11秒710、トニー・アルボリーノ(VNE Snipers)が2分11秒631と2分11秒台のタイムを記録し次々と先頭は入れ替わった。
日本勢は佐々木が2分12秒328で4番手、小椋が2分12秒542で5番手に続いた。
多くのライダーが7分を過ぎた段階でピットへ戻り、後半のアタックに備えた。そして残り時間が3分を切ってからようやくコースインする展開となった。
コース上はかなり混雑しており、暫定トップタイムのアルボリーノの後ろにつける集団がかなり大きくなった。そのため、集団のライダーはタイムを更新することが難しく、数人が自己ベストを更新するに留まった。
結局2度目のアタックでは、上位陣に食い込むライダーは現れず、アルボリーノがポールポジションを獲得した。
2番手にはポイントランキング首位を走るダラ・ポルタ。3番手はQ1から這い上がったフェルナンデスだ。
日本勢は佐々木が4番手に入り、セカンドロウの好位置から決勝レースを争うこととなった。小椋は8番手、鈴木は11番手、鳥羽は18番手に沈んだ。
【リザルト】第12戦イギリス Moto3クラス予選
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | |
5 | 2'11.631 | ||
2 | |
5 | 2'11.710 | 0.079 | 0.079 |
3 | |
5 | 2'12.112 | 0.481 | 0.402 |
4 | |
5 | 2'12.328 | 0.697 | 0.216 |
5 | |
6 | 2'12.363 | 0.732 | 0.035 |
6 | |
6 | 2'12.388 | 0.757 | 0.025 |
フルリザルトを見る |
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。