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レースレポート

Moto3チェコ決勝:カネットが今季2勝目。日本勢は転倒が多発する結果に

MotoGP第10戦チェコGPのMoto3クラス決勝レースが行われ、アロン・カネットが優勝を果たした。

Aron Canet, Max Racing Team

Aron Canet, Max Racing Team

Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第10戦チェコGPのMoto3クラス決勝が行われ、アロン・カネット(Sterilgarda Max Racing Team)が今季2勝目を飾った。

 予選日の雨から天候は一転し、ブルノ・サーキットは快晴に恵まれ、気温21度、路面温度30度というコンディションの下、全18周の決勝レーススタート時刻を迎えた。

 レース開始前のウォームアップラップでは、3番グリッドのニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)のマシンが停止してしまう事態が発生。ピットロードからのスタートとなった。

 スタートはジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が失敗してしまい、速度が乗らず後退。すると、國井勇輝(Asia Talent Team)がマクフィーを避けることができずに衝突。転倒を喫してしまった。初のグランプリ参戦となる國井だったが、残念な結果となってしまった。また、マクフィーもリタイアとなった。

 オープニングラップではラウル・フェルナンデス(Sama Qatar Angel Nieto Team )が先頭を奪い、そこにPPスタートのトニー・アルボリーノ(VNE Snipers)、アロンソ・ロペス(Estrella Galicia 0,0)が続いた。4番グリッドスタートの鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は5番手につけた。

 レースは序盤から荒れた展開となり、フィリップ・サラック(Redox PruestelGP)、セレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)と立て続けに転倒者が出た。さらに鈴木が2周目のターン13でハイサイドを起こして転倒を喫してしまった。

 3周目になると先頭ではロマーノ・フェナティ(VNE Snipers)がアルボリーノを追い抜いてトップに立つが、アルボリーノも簡単には譲らず、チームメイト同士で何度もポジションを入れ替える戦いが繰り広げられる展開となった。

 先頭集団はフェナティ、アルボリーノ、ロペス、フェルナンデスといった並びだが、後方から追い上げられてしまい9番手までが数珠つなぎで進む大きな集団となった。その中には鳥羽海渡(Honda Team Asia)も7番手で含まれている状況だ。

 7周目に入ってもなかなかペースは上がらず、先頭が入れ替えながらレースは進んでいったものの、集団は更に拡大。13台の大集団となる。8周目にはピットレーンスタートだったアントネッリが早くも先頭集団に追いついた。

 残り10周、7番手を走っていたロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)が4コーナーで一気にポジションを上げてトップに浮上。それを追うようにチャンピオンシップを争うアロン・カネットも4番手にポジションを上げた。また、カネットは次の周にはさらにポジションを上げ、3番手とした。

 残り8周の段階でカネットがダラ・ポルタを捉えると、そのままオーバーテイク。トップが入れ替わった。だが次周にアルボリーノに先行を許してしまうと、またカネットが抜き返す……といった具合に慌ただしく先頭は入れ替わっていった。

 残り5周、アントネッリが5番手まで浮上。ピットレーンスタートにも関わらず驚異の追い上げだ。

 そんな中、先頭集団の後方を走っていた鳥羽がターン7でハイサイドを起こして転倒を喫してしまった。さらにEstrella Galicia 0,0のロペスとセルジオ・ガルシアがチームメイト同士で接触しクラッシュと、転倒がさらに相次いだ。

 先頭はダラ・ポルタ、以下アルボリーノ、アントネッリという並びで残り4周に突入していった。

 ラスト2周、ダラ・ポルタは先頭を譲らないが、アントネッリがアルボリーノをかわして2番手に浮上。だがアルボリーノはターン12で抜き返し、激しく順位が入れ替わる。

 ラストラップ、アルボリーノがターン3でトップに出ると、カネットもそこに続いたことでダラ・ポルタは3番手に位置を落とした。そしてターン9でカネットがアルボリーノを交わしてトップに浮上した。

 カネットはそのままポジションを譲らず、トップでチェッカーを受けて今季2勝目を上げると、ランキングでも首位に浮上した。

 2位はダラ・ポルタ。ラストラップでカネットを抑えることができなかったことで、逆転を許した。3位はアルボリーノとなった。

 日本勢は小椋藍(Honda Team Asia)が6位入賞を果たし、佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)も11位に入ったことでポイントを獲得した。

 真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)は残り2周というタイミングで転倒を喫してしまいリタイアとなった。鈴木、鳥羽、國井と合わせ4名が転倒と、日本勢には厳しい結果となった。

【リザルト】MotoGP第10戦チェコGP Moto3クラス決勝

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 ポイント
1 Spain アロン カネット 18       25
2 Italy ロレンソ ダラ・ポルタ 18 0.159     20
3 Italy トニー アルボリーノ 18 0.217     16
4 Spain ジャウマ マシア 18 0.404     13
5 Italy ニッコロ アントネッリ 18 0.499     11
6 Japan Ai Ogura 18 0.530     10

 

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