Moto3フランス決勝:まさかの結末。アレナスが”幸運”を手に初優勝

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Moto3フランス決勝:まさかの結末。アレナスが”幸運”を手に初優勝
2018/05/20 9:59

MotoGPフランスGPのMoto3クラス決勝レースが行われ、アルベルト・アレナスが初優勝を果たした。

 MotoGPフランスGPのMoto3クラスの決勝レースが行われ、Angel Nieto Team Moto3のアルベルト・アレナスが、トップチェッカーを受けたファビオ・ディ・ギャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)に科せられたペナルティの恩恵を被り、Moto3初優勝を果たした。

 ポールポジションのホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)が好スタートでホールショットを決め、ヤコブ・コンフェイル(Redox PruestelGP)が2番手をキープする。鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)はふたつポジションを上げ、12番手となった。

 一時は後続を引き離していくかに見えたマルティンだったが、2周目にコンフェイルが急接近。一気に先頭に躍り出る。しかし続く3周目のターン3で、2台があわや接触のシーン。コンフェイルはコースサイドに逃れて最悪の事態は避けたものの、ポジションが再び入れ替わることとなった。

 なお、最後尾スタートだったアロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)はハイペースで追い上げ、4周目の段階で16番手までジャンプアップした。

 先頭の2台は争いが白熱したことでペースが上がらず、後続グループのマルコ・ベッツェッキ(Redox PruestelGP)やファビオ・ディ・ギャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)らが近づき、大集団となった。

 この乱戦をくぐり抜けたのはベッツェッキ。5周目にコンフェイルとマルティンを交わして先頭に立った。ギャナントニオもこれに続き、2番手に上がった。

 ただ、ベッツェッキは後続を引き離していくことはできず、5台の集団を引っ張る展開だ。また6番手以下の集団も、徐々にトップグループに接近していく。

 12周目、マルティンがベッツェッキのインに飛び込み、先頭に返り咲くも、続く13周目のターン1でベッツェッキが再び先頭に。抜きつ抜かれつの激しいレースが続いていく。そしてこの周には、6番手以下の集団が追いつき、10台で構成されるトップグループとなる。最後尾から順位を上げたカネットが率いる11番手以下の集団は、トップグループから6秒の遅れとなった。

 ベッツェッキとマルティンは、幾度となく先頭のポジションを入れ替えつつ、周回を重ねていく。コーンリングはマルティンが優れているものの、ストレートスピードに勝るベッツェッキは、その都度抜き返すという展開のまま、レースは最終盤を迎えた。

 ラストラップに入る前の最終コーナーで、3番手を争っていたエネア・バスティアニーニが転倒。コンフェイルはこのバスティアニーニのマシンを踏み超える格好となるが、ポジションを落としつつもコースに戻ることができた。

 最終ラップにもドラマが待っていた。3番手を走っていたディ・ギャナントニオがマルティンを攻略し、その勢いのままベッツェッキも交わして首位に立った。ベッツェッキはクロスラインをかけてディ・ギャナントニオを抜き返そうとするが、ハイサイドを起こして転倒。直後にいたマルティンもこれに巻き込まれてしまった。

 結局ディ・ギャナントニオがトップチェッカー。2番手でアルベルト・アレナス(Angel Nieto Team Moto3)がフィニッシュラインを通過した。

 しかしこれでドラマは終わらなかった。トップチェッカーを受けたディ・ギャナントニオは、レース中にターン9をショートカットしており、3秒のタイム加算ペナルティが科せられてしまったのだ。これでディ・ギャナントニオは4位に陥落。アレナスがMoto3初優勝を決め、2位アンドレア・ミーニョ(Angel Nieto Team Moto3)、3位マルコス・ラミレス(Bester Capital Dubai)という表彰台の顔ぶれとなった。

 日本勢は鈴木が9位に入賞。佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)が16位、鳥羽海渡(Honda Team Asia)が17位、真崎一輝(RBA BOE Skull Rider)が18位という結果となった。

→MotoGPフランスGP Moto3クラス決勝結果

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この記事について

シリーズ Moto3
イベント ル・マン
サブイベント 日曜日 決勝レース
ロケーション ル・マン-ブガッティ・サーキット
ドライバー Albert Arenas
記事タイプ レースレポート