アビンティアとアスパー、ヤマハのサテライトチーム化に興味アリか?

ドゥカティのサテライトチームのうち2チームが、2019年以降は空席となるヤマハのサテライトチーム入りに興味を持っているようだ。

 現在ドゥカティのサテライトチームとしてバイクの供給を受けているアビンティアとアスパーが、2019年以降、ヤマハのサテライトチームになることについて興味を示しているようだ。

 木曜日、ヤマハの唯一のサテライトチームであるテック3が、2018年限りでその関係を解消することを発表。テック3がMotoGPに参戦して以来、18年間続いてきた関係に終止符が打たれることとなった。

 グリッド上に4台のバイクを維持するために、ヤマハは2019年以降に向けてテック3の代わりとなるパートナーを探す必要がある。これまで他のメーカーのバイク供給を受けていたチームにとっては、1年落ちのヤマハYZR-M1の供給を受けるチャンスが生まれたことになる。

 アスパーは2017年に亡くなったスペインのレジェンド、アンヘル・ニエトに敬意を表し、今年はエントリー名をニエトに変更しているが、そのニエトとアビンティアが走らせるドゥカティのバイクは1年落ちの2017年仕様が1台、2年落ちの2016年仕様が1台となっている。

 この現状を踏まえ、両チームはmotorsport.comの取材に対し、ヤマハのバイク供給をテック3から引き継ぐことに関心を示している。また昨年、ホンダからのサポートが十分ではなかったことでジャック・ミラーがドゥカティ陣営のプラマックに移籍したとして、ホンダとの関係に不満を持っていることを明かしていたマルクVDSも、ヤマハサテライト入りに名乗りをあげる可能性がある。

 現在ホンダとドゥカティはサテライトチームに明確に優先度の差を設けており、LCRホンダとプラマック・ドゥカティをセカンドチームに位置づけ、ファクトリーと直接契約しているライダーを走らせている。

 しかし、マルクVDSの広報担当者はmotorsport.comに対し「我々が望んでいるのは、我々に長期的なプロジェクトを提供してくれるメーカーと提携することだ」と話した。

 このコメントは、例え2019年にヤマハのサテライトチームになったとしても、その関係が短期的なものになる可能性があることを示唆しているのかもしれない。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が引退を決断し、彼が運営するチーム”VR46”が最高峰クラスに参戦することになれば、ヤマハはVR46を優先し、サテライト契約を結ぶとみられているからだ。

 MotoGPを運営するドルナ・スポーツのCEOであるカルメロ・エスペレータは昨年、最高峰クラスを7度制したレジェンドであるロッシのチームがステップアップをするなら、現在24台に制限されているグリッドを拡張し、参戦を保証するとmotorsport.comに語っている。

 ロッシがライダーから引退しチーム代表となった場合、彼とホンダ、彼とドゥカティの過去の関係を考えれば、ヤマハ以外との提携はありえないだろう。

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この記事について
シリーズ MotoGP
チーム Ángel Nieto Team , Avintia Racing
記事タイプ 速報ニュース