「イアンノーネには重いペナルティが必要」ロレンソは語る

ヤマハのホルヘ・ロレンソは、カタルニアGPでのアンドレア・イアンノーネとの接触後、現在のペナルティシステムに対する不満を明らかにした。

 ロレンソはカタルニアGPの17周目、イアンノーネに追突される形で転倒。チャンピオンシップに影響を及ぼしかねない、無得点でレースを終えてしまった。

 イアンノーネはこの事故の責任を課せられ、次のオランダGPをグリッド後方からスタートすることを強いられるが、ロレンソはこの罰則が十分ではないと指摘する。

「それについては話したくないが、現在のルールは、良い方法ではないと思う」とロレンソは言う。

 ロレンソは2005年、250ccクラスに参戦していた当時、アレックス・デ・アンジェリスとのクラッシュにより、レース出場停止の処分を受けたことを語った。

「僕は10年前にミスを犯した。2003年、ジョン・ホプキンスはもてぎでひとつのミスを犯し、1レースの出場停止を食らった。僕は2005年にふたつのミスを犯して、1レースの出場停止を食らった」

「(出場停止の処分を受けるには)今は4回のミスを犯さなければならない。イアンノーネがやったようなモノをね。彼は、これで2回目だ。そして彼は次のレースを最後尾からスタートする。3回目を犯せば、彼はピットレーンスタートになるだろう。そして、その後1レースの出場停止だ」

「サッカーの場合、重大な違反を犯せば、1発でレッドカード退場だ。そして、最小1試合の出場停止を受けるだろう。このスポーツでは、僕らは命を懸けてプレイしているんだ」

ルールの変更を求める

 ロレンソは、スチュワードの決定に対して抗議するつもりはないとしつつも、ペナルティシステムを刷新するためのアイデアともたらしたいと語る。

「僕はマイク(ウェッブ/MotoGPレースディレクター)と話をするだろう」とロレンソは語る。

「僕は控訴するつもりはない。なぜなら、彼らの決定は変わらないからね。しかし、僕はマイク・ウェッブと話をするつもりだし、この件について安全委員会とも話をしたいと思っている。何か問題が起これば、それは変更されなければならないと、僕らは理解しているからだ」

「他のライダーたちも、僕と同じ意見を持っているかどうか、見てみることにしようじゃないか。そして、僕らが何かをできるかどうかもね。できることがあるのであれば、僕らはリスクを回避するために、変更を施さなければならない」

重大なペナルティが必要

 より厳しい罰則を導入するためのロビー活動において、自身に課せられた2005年の出場停止処分が大きな助けになっていると、ロレンソは主張する。

「僕がまだ17歳とか18歳だった頃、2005年のことだ。僕は自分が意識的なライダーではないこと、そして危険なライダーであることを認識していなかった。それを受け入れたくないから、僕は『ノー!』と答えていただろう。ライダーは皆、自信を持っているんだ」

「しかし、もしペナルティを受けていなかったら、僕は変われなかっただろう。そして遅かれ早かれ、僕は同じミスを犯していたと思う」

「アンドレア(イアンノーネ)に変わらなければならないと理解してもらうためには、十分かどうかは分からないけどね」

「バイクに跨って他のライダーと戦っている場合、ライディング方法を変えなければ、遅かれ早かれ何かが起きるんだ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 カタルーニャGP
サーキット サーキット・デ・カタルニア
ドライバー アンドレア イアンノーネ , ホルヘ ロレンソ
チーム Ducati Team , Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース