MotoGPカタール予選:ザルコ、驚愕のコースレコードでPP。中上23番手

MotoGPの2018シーズン開幕戦、カタールGPの予選が行われ、ヨハン・ザルコ(テック3ヤマハ)がコースレコードを記録しポールポジションを獲得した。

 2018シーズンのMotoGP開幕戦カタールGPの予選は、テック3ヤマハのヨハン・ザルコが圧巻のパフォーマンスを発揮し、コースレコードを記録してのポールポジション獲得となった。

 シーズン唯一のナイトレースの舞台となるロサイル・インターナショナル・サーキット。砂漠に囲まれたこのサーキットは、日中とのコンディション変化との差が大きく、フリー走行2回目(FP2)の上位10人がそのままフリー走行3回目までの総合トップ10となった。

 フリー走行3回目までのトップ10は、予選Q1をスキップすることができる。今季から最高峰クラスに参戦する中上貴晶(LCRホンダ)はFP2で15番手となっており、予選Q1でトップ2台に入り上位グリッドを目指すことになった。また、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスもQ1参加となっている。

 予選直前に行われたFP4では、中上がターン15でスリップダウンによる転倒を喫した。その後、ポル・エルパルガロ(KTM)やヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)と、中上と同様の転倒が続出した。

 FP4のトップタイムをマークしたのは、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾ。ダニーロ・ペトルッチ(プラマック・ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続いた。

Q1:ミラー、ビニャーレスがQ2へ。中上はタイム伸びず

 15分の予選Q1、まずトップタイムを出したのがビニャーレス。1分54秒710をマークした。一方、ブラドリー・スミス(KTM)はバイクにトラブルが出たか、コース脇にバイクを立てかけると走ってピットへ。スペアバイクでのアタックに向かった。

 多くのライダーがタイヤを交換しにピットに戻った段階で、ビニャーレスに次ぐ2番手にはジャック・ミラー(プラマック)がつけた。

 各車が再度アタックに向かう中、カレル・アブラハム(アンヘル・ニエト)はタイヤウォーマーを引きずりながらピットレーンを走行。他のライダーからトラブルを知らされたアブラハムはピットレーン出口で足止めを食らうことになってしまった。どうやら、このタイヤウォーマーは他チームのモノだったようだ。

 2度目のアタックで、ビニャーレスはわずかにタイムを更新し、Q2進出を磐石なものとした。ミラーもタイムを更新し1分54秒台をマーク。さらにアタックを続けたミラーは、最終的にビニャーレスを1000分の3秒上回ってQ1トップ通過となった。

 中上は転倒によってスペアバイクを使用することになったためかペースが上がらず、決勝を23番グリッドからスタートすることになった。

Q2:驚速ザルコ、新レコード樹立でポール獲得

 2018シーズン最初のポールポジションを争うQ2。ラインを外すと凄まじい砂埃が舞うというコンディションの中、まずはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がトップタイムをマークした。

 各ライダーが続々とタイムを更新。トップは次々と入れ替わっていくが、ドヴィツィオーゾがトラックレコードに0.147秒差まで近づく好タイムを記録し、頭ひとつ抜け出した状態で全車がピットに戻った。

 セッション残り5分を切り、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)からコースイン。彼はこの時点で12番手とセッション最下位となっていたが、コースレコード更新も見えるペースでセクター3までを駆け抜けた。しかしセクター4でタイムを落としてしまった。

 ロレンソが2008年に記録したレコード(1分53秒927)を彼に代わって更新したのは、1分53秒680を叩き出したザルコ。圧巻のパフォーマンスでポールポジションを獲得した。マルケスは0.202秒届かず2番手、0.207秒差のペトルッチまでが決勝のフロントロウに並ぶ。

 週末を通して好調だったドヴィツィオーゾは、カル・クラッチロー(LCRホンダ)に先行を許し5番手。ザルコのポール獲得と対照的に、ヤマハファクトリー勢はビニャーレスが12番手、ロッシが8番手となっている。

MotoGP開幕戦カタールGP:予選結果

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 カタールGP
サーキット ロサイル・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース