クラッチロー、ロッシの代役案に疑問「中須賀やロウズの方が良かった」

クラッチローは、ロッシの代役はファン・デル・マークではなく、中須賀克行やアレックス・ロウズの方が良かったと話した。

 LCRホンダのカル・クラッチローは、トレーニング中に負傷したヤマハのバレンティーノ・ロッシの代役はマイケル・ファン・デル・マークよりも、中須賀克行やアレックス・ロウズの方が適していると語った。

 ロッシは、モトクロストレーニング中に右足の脛骨と腓骨を骨折し、前戦のサンマリノGPを欠場した。彼は今週末のアラゴンGPも欠場することになっており、ヤマハはロッシの代役としてワールド・スーパー・バイクに出場しているファン・デル・マークを起用することを発表した。

 当初ヤマハはファン・デル・マークを含めた4人のライダーをロッシの代役候補に挙げており、そこにはワールドスーパーバイク選手権に参戦中のロウズや、MFJ全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスに参戦中の中須賀、野左根航汰が含まれていた。

 クラッチローは、MotoGP参戦経験のないファン・デル・マークにロッシの穴を埋められるだけの実績があるのかと疑問を感じており、ロウズや中須賀の方が良い選択だとミサノで語った。

 ロウズは昨年、負傷したブラッドリー・スミスの代わりにテック3 ヤマハからMotoGPデビューを果たした。一方中須賀は、2011年以来MotoGPで7レースに出場している。

 ロッシの代役について意見を求められたクラッチローは、「なぜロウズを起用しなかったのかわからない。彼にはすでにヤマハのバイク『M1』に乗った経験があるのに」と話した。

「中須賀もそうだ。彼もヤマハのバイクに乗ったことがある。中須賀を起用するか、もしくはロウズのことを考えるべきだ。彼は昨年のアラゴンでフリー走行に出走した経験がある。レースをした経験はないけどね」

「ではファン・デル・マークはどうか? なぜ彼なのか僕にはわからない……彼に反対するわけではないけど、ヤマハにはすでに中須賀とロウズという良い選択肢があるのに」

 またなぜファン・デル・マークは中須賀やロウズのように代役に適していないかと尋ねられたクラッチローは、こう答えた。

「彼には十分な速さがない。鈴鹿8耐では、彼はロウズほど速くなかった」

 ファン・デル・マークにはM1をテストした経験がないものの、アラゴンでのロッシの代役という期待を楽しんでおり、代役のオファーを断ることはしなかっただろうと話した。

 彼はワールド・スーパー・バイクの公式ウェブサイトに、「僕にとって素晴らしいニュースだ」と語った。

「まるで夢みたいだ」

「僕はMotoGPのバイクに乗ったことがないから、とてもタフな週末になると思う。でも幸運なことに、僕は世界で最も良いチームに加わることができる。トラックを学ぶ必要はないけど、バイクは学ばないといけない」

「本当に忙しくしてきたけど、このチャンスに対して『ノー』と言うことはできない。彼らが僕にバレンティーノの代役をオファーしてくれたことを、僕はとても光栄に感じている」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー カル クラッチロー , Michael van der Mark
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース