サンマリノGP決勝:最終周の大逆転。マルケス優勝でランク首位浮上

MotoGPサンマリノGPの決勝レースが行われ、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが最終ラップで首位に立ち、優勝を果たした。

 MotoGPサンマリノGPの決勝レースが行われ、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが優勝を果たした。

 Moto3、Moto2に続いて、MotoGP最高峰クラスの決勝も、ウエットコンディションで行われた。雨量自体は少なくなっているものの、路面は完全に濡れている状態だ。

 素晴らしいスタートを切ったのは、3番手スタートのマルケスだった。マルケスがそのままホールショットを決めるかと思いきや、1コーナーの飛び込みでインを取ったのはホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)。そのまま先頭のポジションを奪い、隊列を率いていく。3番手にはポイントリーダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ポールポジションスタートのマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は4番手に落ちた。

 3周目のターン1で、4番手を走っていたビニャーレスを、プラマック・ドゥカティのダニーロ・ペトルッチが交わす。また雨を得意とするジャック・ミラー(マルクVDS)も、4周目までに7番手まで浮上してきた。

 5周目には、ペトルッチがドヴィツィオーゾを抜いて3番手に浮上する。2番手のマルケスはペースが上がらず、先頭のロレンソから3秒離されてしまう。そして6周目にはペトルッチがマルケスを抜き、2番手に浮上する。

 5周目を走り終えた段階で、マルケスがメインストレートで足を出し、ピットにスリックタイヤを装着したマシンを準備しておくよう指示をする。路面の水の量は、徐々に少なくなってきているようだ。一方のドヴィツィオーゾは、ウエットセットのスペアマシンを準備させている。

 7周目にはカル・クラッチロー(LCRホンダ)が転倒する。そしてその直後、先頭を行っていたロレンソも激しく転倒。クラッチローはコースへの復帰を果たしたものの、ロレンソはこれでリタイアを喫することになった。10周目には6番手を走っていたロリス・バズ(アヴィンティア・ドゥカティ)も転倒している。

 レースが1/3を消化する頃、トップ3台が完全に隊列から抜け出す。3番手ドヴィツィオーゾと4番手ビニャーレスの差は7秒以上だ。

 16周を走り終えたところで、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)がピットイン。そのままマシンを降り、リタイアしてしまった。

 20周目、ドゥカティからワイルドカード参戦しているミケーレ・ピッロが、ミラーを交わして5番手に浮上。明らかに、コース上の水量は少なくなっているようだ。

 レース残り10周を切る頃から、先頭グループからドヴィツィオーゾが脱落。優勝争いはペトルッチとマルケスのふたりに絞られる。

 残り3周、マルケスはペトルッチにプレッシャーをかけるが、なかなか攻略の糸口を見い出せない。

 しかし最終ラップの1コーナーでマルケスがインに飛び込み、遂に首位に立つ。首位に立ったマルケスは、ペトルッチを引き離していき、ファステストラップを記録する速さで28周目を走り切ってトップチェッカーを受けた。

 2位には1.1秒差でペトルッチ。ドヴィツィオーゾは結局11秒引き離されて3位でチェッカーを受けた。4位ビニャーレス、5位にはピッロが入った。

 マルケスはこの勝利で今季の獲得ポイントを199として、ドヴィツィオーゾに並んだ。ただ、2位の獲得回数の違いにより、マルケスがランキング首位に浮上することとなった。

 なお、テック3・ヤマハのヨハン・ザルコは、最終ラップにマシンが止まってしまい、自ら押してチェッカーをくぐった。

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 サンマリノGP
サーキット ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
記事タイプ レースレポート