シャーリン、テック3・ヤマハからの2018シーズンフル参戦が正式決定

ハフィス・シャーリンは、テック3・ヤマハの一員として2018シーズンにフル参戦することが正式発表された。

 テック3・ヤマハは、ジルベール症候群によりシーズン全休を余儀なくされたジョナス・フォルガーに代わり、ハフィス・シャーリンを起用することを発表した。これにより、東南アジア初のMotoGPライダーが誕生することとなった。

 シャーリンは、2012年の母国マレーシアGP・Moto2クラスにワイルドカード参戦。雨のレースで3位表彰台に立つと、2014年からMoto2クラスへのフル参戦を開始した。昨年は日本GPを含め、2度の表彰台を獲得している。

 フォルガーの欠場決定により代役を探すことになったテック3は、マレーシアでのオフシーズンテストではMotoGP参戦経験のあるヨニー・エルナンデスを起用。しかし彼はすでにスーパーバイク世界選手権への参戦契約を結んでいる状態だった。

 一方のシャーリンもすでにMoto2クラスへの参戦継続を発表していたものの、彼が契約したマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット所有のSIC Racing Teamが彼の”後任”を発表したことで、シャーリンのMotoGP参戦への障害が取り除かれていた。

 シャーリンは、先週末にタイで行われたオフシーズンテストにテック3から参加。初めてMotoGPバイクに乗ったにもかかわらず、トップから1.756秒差の総合21番手。初日のラップタイムからは1.6秒ほど更新し3日間のテストを終えていた。

 シャーリンの起用を発表したテック3のチーム代表エルベ・ポンシャラルは、テストでの彼のパフォーマンスを賞賛。シャーリンの起用はチームが選択できる”最良の選択肢”だと説明した。

 ポンシャラルは、MotoGP.comに次のように語った。

「彼は素晴らしい仕事をした。日々進歩し、トップからわずか1.7秒差でテストを終えたんだ。しかしそれが彼のポテンシャルを完全に発揮したタイムではないことは分かっている」

「私は(彼に)本当にびっくりしているんだ! 彼はコース外ではとても謙虚だし、本当に素晴らしい人物だ」

「我々が追い求めていたモノにぴったりはまるライダーを見つけたと私は思う。ジョナス・フォルガーが最終的に欠場を決めた後で、我々が選べる最高の選択肢だ」

 シャーリンは、開幕戦カタールGPの舞台でもあるロサイル・インターナショナル・サーキットで3月1日から行われる、3日間のオフシーズンテストに参加。テック3での走行距離をさらに伸ばすことになる。

 また今シーズンMotoGPデビューを果たすルーキーは、中上貴晶(LCRホンダ)、フランコ・モルビデリ、トーマス・ルティ(ともにマルクVDS・ホンダ)、ザビエル・シメオン(アビンティア・ドゥカティ)にシャーリンを加えて5人となった。

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ハフィス シャーリン
チーム Tech 3
記事タイプ 速報ニュース