シーズン序盤は”楽しめなかった”マルケス。「”忍耐”が今季のキーポイント」
マルケスは、今シーズンの成功の鍵は”忍耐”だったと語り、プレッシャーを受けた今シーズンを振り返った。






ホンダのマルク・マルケスは、第15戦日本GPを2番グリッドから優勝。チャンピオンシップのライバル、ヤマハのバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソが共にリタイアに終わったため、もてぎで年間チャンピオンのタイトルを獲得した。
ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、このタイトルがマルケスの3度のタイトルの中で”最も価値のあるタイトル”だと語ったが、マルケスもこれに同意。もっとも重要なタイトルであると同時に、今シーズンがもっともプレッシャーを感じたシーズンだったと語った。
「このチャンピオンシップは本当に重要だった。2013年は獲れると思っていなかったから、平気だったんだ」とマルケスは語った。
「チームが僕に時々言うんだ。『おい、マルク、笑うんだ。いつものマルクじゃないぞ。楽しむんだ』ってね。プレッシャーが大きすぎて、時に楽しむことを忘れてしまっていた。けど1勝して、2勝して、プレッシャーが落ち着いてきたんだ。今年、チームがすごく助けてくれたよ」
「そしてもうひとつ大切なことは、僕が他のライダーのことを考えていなかったことだ。そうじゃなければ、すごく簡単に混乱してしまう。それは僕の仕事ではないんだ」
それから、マルケスは忍耐を学んだことが、成功の鍵だったと語った。
「もちろん、リスクを犯さなければいけないけど、今年はいくつかのレースで本当に耐えたんだ。おそらくこれがキーポイントだった。プラクティスではたくさんクラッシュをしたけど、そこでいつも限界を探っていたんだ。そしてレースでは、限界がどこにあるかを感じ、ポジションを維持していたんだ」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | 日本GP |
ロケーション | ツインリンクもてぎ |
ドライバー | マルク マルケス |
チーム | Repsol Honda Team |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |
シーズン序盤は”楽しめなかった”マルケス。「”忍耐”が今季のキーポイント」
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