スランプにもがくロレンソ。セッティングのギャンブルも失敗

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スランプにもがくロレンソ。セッティングのギャンブルも失敗
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
2016/09/05 12:08

ホルヘ・ロレンソは、厳しくなってきたタイトル争いをもはや気にかけておらず、苦しんでいるスランプからの脱出を最優先としている。

Jorge Lorenzo, Yamaha Factory Racing
Jorge Lorenzo, Yamaha Factory Racing
Jorge Lorenzo, Yamaha Factory Racing
Jorge Lorenzo, Yamaha Factory Racing
Jorge Lorenzo, Yamaha Factory Racing
Jorge Lorenzo, Yamaha Factory Racing
Marc Marquez, Repsol Honda Team
Valentino Rossi, Yamaha Factory Racing, Marc Marquez, Repsol Honda Team

 昨年のMotoGPチャンピオンであるヤマハのホルヘ・ロレンソは、シルバーストンで行われたイギリスGPで8位に終わった。ポイントリーダーであるホンダのマルク・マルケスが4位でフィニッシュしたため、差はさらに広がってしまい、タイトル防衛は難しい情勢だ。

 第6戦イタリアGPまでに115ポイントを獲得し、ポイントリーダーだったロレンソだが、そこから第12戦イギリスGPまでの6レースで31ポイントしか得点できていない。そのため、マルケスには64ポイント、ヤマハのチームメイトであるバレンティーノ・ロッシに14ポイント差をつけられてのランキング3位まで落ちてしまった。

 イギリスGPの後、ロレンソは「僕たちには競争力がなくて、多くのポイントを失っているから、チャンピオンシップのことは気にしていない」と語った。

「過去数戦は常に、どういうわけか何かが僕らに起こっていて、ポイントを失っている」

「ミサノまで待ってみよう。ドライコンディションでは僕らはオーケーで、優勝を争える最速のライダーのひとりだ。もし雨が降れば、違う一歩を踏み出せるように努力をしてみる」

セッティングでギャンブルも、無駄に終わったロレンソ

 ヤマハはドライコンディションのシルバーストンでペースに苦しみ、ロレンソと彼のクルーは、スピードを改善するために、決勝の前にサスペンションを硬くするというギャンブルを決行。しかしその決断は実を結ばなかった。

「今日はセッティングでギャンブルをしたんだ」とロレンソは説明した。「ウォームアップで試したかったんだけど、雨が降っていたから試せなかった」

「結局、ギャンブルをしてサスペンションの設定を変えたんだ。2012年にはウォームアップでそれを試して、うまくいったからね。だけど今日はうまくいかなかった」

「バンプに対して、良くなるどころか悪く働いて、リヤのグリップを失った。ウォームアップの最初のラップから、グリップが少ないと感じてたんだ。(ダニ)ペドロサの後ろについた時、彼は僕よりコーナーのスピードがかなり速くてかなり運転しやすそうだった。だから難しかったよ」

 ロレンソは、リヤタイヤの問題によってさらにペースが遅れ、レースの後半、後方を走ることになったと語った。

「なんとか2分3秒台前半で走り、(アンドレア)ドヴィツィオーゾの近くを維持して、僕から見て第2集団の中にいた」とロレンソは振り返った。「けどレース中盤、9周目に、リヤタイヤから大きな振動を感じ始めた。タイヤのトレッドの一部が剥離してしまった時に似た感じだった」

「2分3秒台前半から、2分4秒5か2分4秒7くらいまで、ペースを大きく落とさなければならなかった。その時にアレイシ(エスパルガロ)に抜かれ、集団とアレイシから遅れ始めたんだ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント イギリスGP
ロケーション シルバーストン
ドライバー ホルヘ ロレンソ 発売中
チーム Yamaha Factory Racing
執筆者 Valentin Khorounzhiy
記事タイプ 速報ニュース