セパンでのテストに不安を残すロッシ「バレンシアと同じことが起きた」

ロッシはセパンで行われたシーズン前テスト最終日の結果を受け、チームが不安要素を残していることを明らかにした。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、セパンで行われたシーズン前テスト3日目の結果を受け、チームが不安点を残していることを明らかにした。

 2018年MotoGPの第1回目シーズン前テストが1月28日から3日間にかけてセパンで行われた。ロッシはその2日目で同僚のマーベリック・ビニャーレスに次ぐ2番手タイムを記録。翌日の3日目でさらにペースを向上できると期待していたが、結局タイムを更新することができず8番手でテストを終えた。

 それに対しロッシは、昨年バレンシアで行われた2017年シーズン後テストで全く異なる結果が出たことにチームが困惑した時と状況が似ていると語った。

「セパン3日目は少し困難だった。朝僕たちはグリップがなかった。だから限界までバイクを持っていくのが少し難しかった」

「2日目が終わった後、僕は(最終日に)ラップタイムを改善できると楽観視していた。でもそれは不可能だった。(3日目の)新品タイヤよりも(2日目の)中古タイヤの方がペースが良かった」

「僕たちは今の状況に少し心配している。バレンシアでのシーズン後テストでも全く同じことが起きたからその原因を明らかにする必要がある」

「バレンシアテストも火曜日のバイクのフィーリングが良かった。確かペースは1分30秒5くらいで僕たちは3番手と4番手だったと思う」

「その次の日のテストも同じバイク、同じタイヤ、同じ路面温度で挑んだにも関わらず、僕たちは0.3~0.4秒ほど失った。その理由は未だわかっていない」

「今回の3日目も少し似たようなことが起こった。僕たちはその理由を突き止める必要がある」

 ビニャーレスもセパンでのテストを18番手で終えたことに対し、求めているような結果ではなかったと語った。

「2日目の方がはるかに良かった。良い感触を得ることができた」

「3日目は状況が一変した。特に昼の走行だ。ペースは僕が期待していたものではなかった。でも多くの作業をこなしたし、周回数を稼ぐことができた」

 不安の残った3日目であったが、バイクのフィーリングに対してロッシは良い感触を得られたと語った。

「大きく改善できたと思うのはバイクのフィーリングだ。操縦するのが楽しかったし、快適に感じた。ペースを上げることができた」

「3日目のラップはそれほど速い訳ではなかったし、ポジションも良くはなかったが、ペースはテストを通じて本当に良かった」

 ロッシは3日間のテストの結果から、2018年シーズンのMotoGPはMoto3クラスのように大接戦になると予期している。

「僕は序盤からリズムを作っていきたいと思っているが、多かれ少なかれ6~8人のライダーが同じレベルにいると思う。もし明日からレースがスタートするとしたら、Moto3クラスのようなレースを見ることができるだろう」

「こういった状況であることは重要だ。レースを楽しめるし、僕たちはトップグループとして戦える。でも僕たちはたくさん作業しなければならないだろうし、改善もしていかなくてはいけない」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 Sepang January testing
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー マーベリック ビニャーレス , バレンティーノ ロッシ
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース