タイトルの希望が”零れ落ちた”ビニャーレス「雨が降ると何もできない」

ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは第15戦日本GPの予選で14番手に終わり、タイトル獲得の希望が”零れ落ちていった”と語った。

 ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは、今季残り4レースを残し、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と28ポイント差のランキング3位につけている。逆転タイトル獲得のためには、日本GPで良い結果を残す必要があった。

 しかし、会場となるツインリンクもてぎは初日の金曜日から雨模様。ウエットでのパフォーマンスに苦しむヤマハにとっては厳しいコンディションとなった。ビニャーレスはペースアップに苦しみ、フリー走行3回目までに総合トップ10に食い込むことができなかった。

 予選Q1でも改善は果たせず、決勝は14番グリッドから臨むことに。スズキ在籍時代の2015年ミサノで同じポジションになって以来、最悪の予選となった。

「あらゆることを試した」とビニャーレスは語った。

「正直に言って何も助けにならなかったし、1年を通して同じ問題に苦しんでいる。それはトラクションだ」

「ベストを尽くしているが、僕たちの今のバイクではこれ以上のことはできない」

「僕たちはタイトルを獲得しようと頑張っているので、今回の結果は確かに残念だ。でも、それは不可能だ。今回みたいに雨が振っていれば僕は何もできない」

「僕がバイクをスムーズに扱っても、攻撃的なライディングをしても、ブレーキを遅らせようが早くかけようが問題は同じ……トラクションなんだ」

「トラックに出ていく度に自分が10番手にいるのを見て、タイトルが手から零れ落ちていくと感じた。特にライバルたちがトップだったからね」

 後方グリッドからのスタートとなる決勝で何を望んでいるかと、彼に訊くと「いつものように自分ができるベストを尽くし、自分の仕事をするだけだ。あとはもっと天気が良くなることを願う」と答えた。

 チームメイトののバレンティーノ・ロッシは、フリー走行3回目で2番手タイムを残し予選Q2に駒を進めた。しかしその予選で、乾きかけの路面でスリックタイヤを使うというギャンブルに失敗し12番手。一方、ヤマハのサテライトチームであるテック3のヨハン・ザルコは、レインタイヤでキャリア2度目のポールポジションを獲得した。

 ビニャーレスは、どうやってザルコが1年落ちのヤマハのバイクで素晴らしいパフォーマンスを発揮しているか分からず、この件について考えないようにしていると語った。

「奇妙なことが起きた時、僕がどうするか想像してみてよ」と、何がザルコの好パフォーマンスに繋がっているのか訊かれたビニャーレスは答えた。

「それは分からない。そのことについては考えない方が良いと思う。自分の仕事をして、ベストな結果を出す方が先だ」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 日本GP
サーキット ツインリンクもてぎ
ドライバー マーベリック ビニャーレス
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース