テック3代表「ザルコに最新バイクを与えればヤマハにも利点があるはず」

テック3・ヤマハの代表は、ザルコが来シーズンに2018年スペックのバイクを与えれば、ヤマハにとってもメリットになると語った。

 テック3・ヤマハのチーム代表であるエルべ・ポンシャラルは、ヨハン・ザルコが来シーズンに2018年スペックのバイクを与えれば、ヤマハにとってもメリットになる可能性があるだろうと語った。

 2017年、ルーキーとしてMotoGPを戦ったザルコは、1年落ちのバイクにも関わらずいくつかのレースでファクトリーチームのバレンティーノ・ロッシやマーベリック・ビニャーレスを打ち負かす活躍をみせた。

 今年のザルコの活躍により、来シーズンは2018年スペックのM1が彼のために用意される可能性が高いのではないかとみられている。さらにロッシも問題のある2017年マシンを彼に渡すべきではないと助言している。

 ヤマハは来年、ザルコがどのバイクに乗るかを明らかにしていないが、ポンシャラルは彼が最新のファクトリーマシンを手に入れられると考えている。

 ポンシャラルは次のように語った。

「明らかにチームや我々のライダーにとって、良い方向に向かっている。それはヤマハにとっても同じことだ」

「例えば、Moto2に参戦するチームであるカレックスは、多くのライダーを擁しており、彼らから多くの情報を得ることができる。より多く、より速く、迅速に開発できることが強みだ」

「もし3人のライダーがいれば、私の考えでは普段より33%多くの情報が得られることは明らかだ」

「ヨハンは今やルーキーではなく、トップクラスで争うMotoGPライダーだ。彼は自分の経験や意見を持っており、彼が技術的にも有益なコメントができるのは確かだ」

「彼がヤマハからファクトリーサポートを受けることができれば良いと思う」

契約終了後のザルコの行方

 MotoGPに参戦する大半のライダーがそうであるように、ザルコも2018年末で現在締結している契約が切れることになる。ポンシャラルは、その後も彼を獲得し続けることは“非常に難しい”と認めている。

 Moto2で2度チャンピオンを獲得した経験を持つザルコは、2019年にKTMのライダーになる噂が立っている。さらにもし、来シーズン終了時点でロッシが引退することになれば、その後任としての候補になるとも言われている。

「現実を甘くみてはいけない。すべての契約が終了した時点で2019年に関する話し合いは、ほとんど済んでしまっているということを我々は理解している」とポンシャラル。

「2019年にはファクトリーライダーとなるであろう彼に、周囲が興味を示しているのは明らかだ。彼を引き止められなかったとしたら残念なことだが、その状況を私は理解している」

「ヤマハの2人のライダーと同じレベルのサポートを行い、完全なるファクトリーバイクを用意できれば、彼を引き留めておくことは可能だろう。しかしそうでなければ、悲しいながら、我々はヨハンに対して何を求めることができるだろうか?」

「我々は彼が成長し続けることを望んでいる。その最終目標はファクトリーチームからフル参戦することだ。我々の予算をみると、彼に与えられる給料はMotoGPトップライダーのものよりも30%少ない可能性がある」

「我々はただのサテライトチームにすぎない。良いバイクと優れたクルーを抱えていても、ヨハンのような人材にはそれ相応の報酬が必要だ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ヨハン ザルコ
チーム Tech 3
記事タイプ 速報ニュース