テック3、シャーリンの起用を発表間近か? タイのテストで最終評価へ

ハフィス・シャーリンは、テック3・ヤマハからタイで行われるテストに参加。彼はフォルガーの代役としてチームと契約間近だとみられている。

 テック3・ヤマハは、2018シーズンの全休が決まったジョナス・フォルガーの代役として、マレーシア人ライダーのハフィス・シャーリンを、タイ・ブリーラムのチャーン・インターナショナル・サーキットでのテストに起用すると発表した。さらに現在、彼はチームと2018シーズン参戦契約の締結が間近だと考えられている。

 ジルベール症候群に苦しみ、2018年の欠場を決めたフォルガーの代役探しにチームは苦労してきた。オフシーズンテストもすでに始まっており、ほとんどの有力ライダーが契約済みという状態。セパンでの最初のテストでは、テック3はスーパーバイク世界選手権への参戦をすでに発表しているヨニー・エルナンデスを起用していた。

 2014年からMoto2クラスを戦い3度の表彰台獲得を果たしているシャーリンも、Moto3クラスに加え来季から新しくMoto2クラスへも参戦を始めるSIC Racing Team(Moto3クラスでは佐々木歩夢が在籍)と2018シーズンの参戦契約を結んでいた。

 しかしチームは彼の代わりに、かつてMoto3クラスに参戦していたズルファミ・カイルディンを起用することを突然発表。これによりシャーリンは契約から”解放”され、現在はテック3の最有力候補となっているようだ。

 テック3のチーム代表であるエルベ・ポンシャラルは、すでに契約を結んでいるライダーを”奪う”ようなことに前向きではなく、代役探しに苦労していることをセパンテストの際に明かしていた。

 現在チームから発表されているのは、タイでのテストでシャーリンを起用するということのみ。タイでのテストを踏まえ、最終判断が下されることになる。ポンシャラルはシャーリンについて、次のようにコメントした。

「ブリーラムでのテストを、ハフィス・シャーリンと共に行うことになって本当に嬉しい」

「誰もが知っているように、ジョナス・フォルガーが自分は2018年にレースをすることはできないと決めたので、我々は適切な代役を探している」

「セパンテストの後、我々は多くの会議を行った。ハフィス・シャーリンはモンスター・ヤマハ・テック3チームにとって、とても素晴らしい選択肢になるだろう」

「テストは3日間しかないが、今はハフィスが自分にできることを示してくれると確信している」

「テストをしてみよう。私はすでに興奮しているし、安心している。ブリーラムの後、すぐに我々は最終決定を下さなければならない」

 シャーリンは、レギュラー参戦を目指し最善を尽くすと語った。

「僕はタイでの3日間で、自分の全力を尽くす」

「MotoGPのマシンに乗るという僕の夢が叶うんだ」

「すごく興奮していることを認めなくてはならない。最初から僕が速く走れるということ、僕にその能力があるということをみんなに示すことができると願っている」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ハーフィス シャーリン
チーム Tech 3
記事タイプ 速報ニュース