テック3、2019年からKTMのサテライトチームに。3年契約を正式発表

MotoGPに参戦するプライベーターであるテック3はヤマハとの関係を解消し、2019年からKTMと提携することが発表された。

 KTMは、MotoGPに参戦しているプライベーターであるテック3と2019年から3年契約を結び、提携を開始することを正式発表した。

 テック3は2月に、最高峰クラスにデビューした2001年から続いていたヤマハとの提携を2018年限りで解消することを発表していた。

 その後、同チームがどのメーカーのサテライトチームになるのか注目されていた。スズキやアプリリアも提携に関心を示していたとみられるが、今回KTMとの契約が正式に発表された。

「2019年から、MotoGPでテック3と提携することができて非常に嬉しく思っている」

 KTMのモータースポーツ責任者を務めるピット・ベイヤーはそう語った。

「彼らは長年の経験を持つチームであり、チャンピオンシップにおいて素晴らしい結果を多く残している。彼らのプロフェッショナルな体制は、我々をより強くしてくれるだろう」

 KTMは昨年からMotoGPにワークス参戦を開始した。ベストフィニッシュはポル・エスパルガロがチェコGPで記録した9位。参戦初年度ながらアプリリアよりも多くのポイントを稼ぎ、コンストラクターズランキングでは5位となっている。

 テック3代表のエルベ・ポンシャラルはKTMとの契約を正式発表するのに先立ち、あるメーカーと3年契約を結び、ワークスチームと全く同じスペックのバイクを使用する権利を得たことを明かしていた。

 ベイヤーは「グリッド上にKTMのバイクを4台並べることは、我々のバイク開発とパドックにおけるKTMの組織体系を拡大することに役立つ。我々にとっては大きな前進だ」と付け加えた。

「レッドブル・ルーキーズカップからMotoGPという頂点までの明確な道筋が出来上がる」

「素晴らしい提携がスタートすることを楽しみにしているし、KTMの将来性を信じてくれたエルベ・ポンシャラルに感謝する」

 KTMもテック3も、2019年以降のラインアップをまだ発表していない。テック3との提携は、Moto2クラスに参戦しているKTMのファクトリーライダー、ミゲル・オリベイラとブラッド・ビンダーにとってMotoGP昇格への追い風となるだろう。

 そのテック3は、ヤマハとの最後のシーズンをヨハン・ザルコとハフィス・シャーリンというコンビで迎える。シャーリンは、持病のためシーズン全休を決めたジョナス・フォルガーの代役として急きょMotoGPデビューが決まったルーキーだ。

 ザルコは昨シーズン、ルーキーながら表彰台を3度獲得する大活躍。ランキング5位でシーズンを終えている。彼がMoto2クラス時代にKTMの関わるチームでレースをしていたこともあって、KTMは彼の獲得に興味を持っているようだ。

 ザルコは先日カタールで行われたプレシーズンテストで、総合首位のタイムを記録している。

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この記事について
シリーズ MotoGP
チーム レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング , Tech 3
記事タイプ 速報ニュース