ドゥカティ、ドヴィツィオーゾの残留に向け”難しい交渉”を覚悟

ドゥカティは、2019年シーズンにドヴィツィオーゾを残留させるためには、”難しい交渉”が待っていると覚悟しているようだ。

 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2017年シーズンに6勝を挙げ、最終戦までマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とタイトル争いを繰り広げた。

 2008年にMotoGPデビューした31歳のベテランは、2016年のマレーシアGPで最高峰クラス通算2勝目を挙げたばかりだったが、一気に”覚醒”した形だ。

 彼とチームの契約は2018年末で期限が切れる。同時に、多くのライダーが契約期限を迎えるため、ライダーの移籍市場には大きな動きがあると予想されているが、好パフォーマンスを発揮しているドヴィツィオーゾはその中でも注目されるライダーになるだろう。

 ドゥカティのスポーティング・ディレクターのパオロ・シアバッティは、イタリアの新聞紙『Corriere dello Sport』のインタビューで、2013年から在籍してきたドヴィツィオーゾをチームに残留させるためには、MotoGPトップクラスの給料が必要になるだろうと認めた。

 また、シアバッティは、ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソというラインアップを維持したいと強調。3度のチャンピオンに輝いたロレンソは長年ヤマハに在籍していたが、”大きな犠牲”を払ってドゥカティが彼を獲得した。しかし、なかなかドゥカティのバイクに適応できなかったロレンソは2017年は未勝利に終わった。

「言うまでもなく、両ライダーを維持したい。しかし我々の予算も無限ではないし、開発のためにマージンを残しておかなければならない」とシアバッティは語った。

「ドヴィツィオーゾが彼の直近の成果に基づいたオファーを期待していることは認識している。彼個人の素晴らしい開発力と並外れたパフォーマンス、そして彼とドゥカティの競争力のおかげでもある。6勝は偶然の結果ではない」

「我々は、金銭的および技術的な問題について、アンドレアとすぐに話を始めるだろう。彼は他のトップライダーと同様の給料を期待している。難しい交渉になるはずだ」

「月末にセパンで行われるオフシーズンテストの後に話を始める」

 昨年、ドヴィツィオーゾはホンダが接触してきたことを明かしている。ダニ・ペドロサがヤマハに移籍した場合に備え、2009年から3年間在籍していたチームへの復帰を打診されたのだという。

 しかし現時点では、ホンダとヤマハはドヴィツィオーゾの獲得を否定している。

Additional reporting by Matteo Nugnes

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース