ドヴィツィオーゾ「ホルヘを抜きたかったが、自分には速さがなかった」

ドヴィツィオーゾは、自分よりもチームオーダーに従わなかったロレンソの方が速く、押さえ込まれたと感じてはいないと話した。

 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、チームオーダーに従わなかったホルヘ・ロレンソに抑えられたとは感じていないと語った。

 ドヴィツィオーゾがマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に打ち勝ってタイトルを獲得するためには、最終戦バレンシアGPで優勝することが条件となっていた。しかし、チームメイトのホルヘ・ロレンソが25周目にクラッシュを喫すると、それに続いてなんと彼自身もクラッシュしリタイアとなってしまった。

 ランキング首位のマルケスが2番手を走っている間、4番手と5番手というポジションを走行していたドゥカティの二人だったが、前を走るロレンソがドヴィツィオーゾを抑えているようにも見えた。

 13周目にはロレンソのダッシュボードに「マップ8」という表示がなされ、ドヴィツィオーゾにポジションを譲るよう指示が飛んだ。しかし彼はなかなかポジションを譲ろうとせず、とうとうピットボードでも「-1」という指示が出された。

 しかしドヴィツィオーゾは、レースを通してロレンソが自分の前を走っていたことに満足しているといい、たとえロレンソが自身を前に出したとしても、先頭を捉えるだけの十分な速さはなかったと話した。

 彼はBT Sportに対し、「最後まで挑戦することができてハッピーだ」と語った。

「今週末は改善することができたけど、十分な速さはなかった。僕は最初から本当に限界のところで走っていたんだ」

「最初はホルヘをオーバーテイクしたかった。でもいくつかのコーナーでは僕の方が遅くて、最終的には彼が良いペースで走っていた」

「彼についていくことができてよかった。だけど僕たちは限界を超えてしまった。ふたりともミスをしてしまったんだ」

「僕たちは満足するべきだ。チャンピオンシップに関してもね」

 タイトル争いをしていたマルケスは、ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)をオーバーテイクした直後に転倒しかけたこともあったが、結局3位に入賞し今シーズンのタイトルを獲得した。

 自身の目の前で転倒しかけたマルケスを見た時にどのような思いが過ったのかと尋ねられたドヴィツィオーゾは、こう答えた。

「それについては驚かなかったよ! マルケスにとってはそれが普通のことだ」

「僕には自分の前を走るライダー達にアタックを仕掛けるだけのスピードがなかった。それ(マルケスが転倒しかけたこと)を見た時は『OK!』と思ったけど、僕の方が完全に終わってしまった」

「あれを見た時はよりハードにトライした。それまでもすでに100%プッシュしていたんだけどね」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 バレンシアGP
サーキット バレンシア・サーキット-リカルド・トレモ
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ , ホルヘ ロレンソ
記事タイプ 速報ニュース