ドヴィツィオーゾ「マルケスが自制心を失えば」チャンスが訪れる!?

ドヴィツィオーゾは「常に100%」の姿勢で戦うマルケスの”性格”が自身の載冠の可能性を開くと考えるが、「まずは勝つことを目指す」と語る。

 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、レプソル・ホンダのマルク・マルケスを21ポイント差で追い、最終戦バレンシアGPを迎える。ドヴィツィオーゾがタイトルを獲得するためには、彼が優勝しなおかつマルケスがトップ11入りを逃さねばならない。

 つまりマルケスは、バレンシアGPを”安全”に戦い抜けばタイトルを確保できることを意味する。しかしマルケスは、少しでもチャンスがあるのであれ、どんな時でも下位で満足することはないことで有名なライダーのひとりだ。

 ドヴィツィオーゾは、マルケスがその性格によりリタイアすることで、自身のタイトル獲得の可能性が生まれると考えている。

「彼はこういう状況をうまく処理するやり方を知っている」

 ドヴィツィオーゾはマルケスについてそう語った。

「しかしまた、チャンスがあると見た時に、彼は自制するのに苦労することがある。そして、ミスが生まれる可能性があるんだ」

「しかし、彼がミスすることについて語るのは、あまり良いことじゃない。だから僕らの戦略は、ただ勝ちを目指すということだ」

 一方マルケスに今回のレースへの挑み方を訊ねると、11位以内でフィニッシュすることを目指すのは自身のスタイルではないと強調。レースでは常に「100%で戦う」と答えた。

「慎重に乗るのは、僕のやり方じゃない」

 そうマルケスは語った。

「今週末も、僕は常にプッシュする。100%を発揮できるように努力するよ」

「日曜日のウォームアップの後、僕らがどこにいるのか、ドヴィ(ドヴィツィオーゾの愛称)がどこにいるのか、そして他のライダーたちのレベルがどこにあるのかを見て、それから僕らは判断するだろう」

「僕は簡単には引き下がらないし、10位でいいなどと言うこともない。9位や11位だって同じことだ。僕はバイクから100%のフィーリングを探し出し、そしてレースを楽しむつもりだ」

「なんだって起こり得る可能性があるから、いつもと同じような精神状態を保つ。いつもと同じレベルにいることを目指し、そしてレースを完走する……それが一番重要なことだ」

敗北したとは思わない

 ドヴィツィオーゾは、MotoGPのキャリアで1度しか、バレンシアで表彰台に立つことができていない。そしてドゥカティのライダーとしては、4位が最高位である。

 ドヴィツイオーゾは今年がこれまでのどのシーズンよりも競争力があると考えているが、それでもレースに勝つのは難しいだろうと考えている。

「僕たちが勝つ可能性は、マルケスがリタイアするよりももっと低いかもしれない」

 そうドヴィツィオーゾは認めた。

「バレンシアのサーキットは、僕らのバイクに適していないという特性がある。しかし去年は、それほど離れていなかった。そして今年の僕らは、これまで以上に力強くなっている」

「シーズンが終わった後、僕らは絶対に敗北したとは思わない。僕らは過去に戦えなかった場所で、太刀打ちすることができたんだ」

Additional reporting by Lena Buffa

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 バレンシアGP
サブイベント Thursday
サーキット バレンシア・サーキット-リカルド・トレモ
ドライバー マルク マルケス
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース