ビニャーレス、”他人に流され過ぎ”と反省「混乱の責任は僕にもある」

ヤマハのビニャーレスは今季、他人の意見に左右されすぎていたと認め、より厳格にチームと接するべきだったと考えているようだ。

 マーベリック・ビニャーレスは2016年限りでスズキを離れ、2017年からはヤマハに加入。”生きる伝説”バレンティーノ・ロッシのチームメイトとなった。

 プレシーズンテストでトップタイムを連発したビニャーレスは、シーズン序盤もその勢いを維持し、開幕2連勝。序盤5レースで3勝を挙げるなどチャンピオンシップをリードした。そのまま独走でチャンピオンを獲得するかと思われたが、思わぬ失速が待っていた。

 ロッシとビニャーレスは、ウエットなどグリップが低いコンディションでライバルたちに遅れを取るようになっていった。ヤマハは対策のためにシャシーを何度か変更するもそれが功を奏すことはなく、ビニャーレスはリードを失ったばかりか、タイトル争いから脱落することになってしまった。

 ビニャーレスは最終的に、タイトルを獲得したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と最終戦までタイトルを争ったアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に次ぐランキング3位だったが、マルケスには68ポイントもの大差をつけられた。勝利数も序盤に記録した3回から伸ばすことなく、ヤマハでの1年目を終えた。

 シーズンを振り返った彼は、バイクに関して自分の好みを主張し続けるべきだったと語り、方向性を間違ってしまった責任の一端が自分にもあると認めた。

「僕たちみんなに責任がある」

「僕は他人の意見に頼ることなく、自分のフィーリングに従って物事を厳しく追及していくべきだった」

「彼ら(チーム)が僕の意見を聞いていなかったわけではない。だけど、僕たちはいろいろなことを試すことをやめず、混乱することになってしまった。おそらく、僕のミスは旧型シャシーの使用を継続しなかったことだ」

 ビニャーレスはシーズンが尻すぼみに終わったにもかかわらず、長年ホルヘ・ロレンソのチーフメカニックを担当してきたラモン・フォルカダが率いる、自分のクルーたちを信頼していると強調した。

「僕は、クルーたちを本当に信頼しているんだ。もしそうでなければ、今年の僕はおそらく気が狂ってしまっただろう」

「僕はまったく我慢強くないんだ。どんなコンディションであろうと、フリー走行も含めてすべてのセッションで常にトップを目指している」

「ある時期までは素晴らしかった。シーズン前半の評価は10点中9点だったけど、後半は4点だった」

「もし開幕から素晴らしいスタートをすることができていなかったら、ランキング3位でシーズンを終えることも不可能だっただろう」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー マーベリック ビニャーレス
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース