プラマックで新シーズンを迎えるミラー、ドゥカティのサポートを称賛
2018シーズンよりプラマックの一員となったミラーは、ドゥカティのファクトリーからのサポートを称賛した。









今年からプラマック・ドゥカティに移籍したジャック・ミラーは、ドゥカティのファクトリーからのサポートを称賛し、Moto3クラスでレースをしていた以来の自信を持てていると語った。
昨年までの2シーズンをマルクVDS・ホンダで過ごしてきたミラー。今シーズンからプラマックへ移籍し、ダニーロ・ペトルッチとタッグを組むことになる。
先月マレーシアで行われた公式テストでは、ミラーは総合5番手タイムを記録し力強いシーズンのスタートを切った。そして先週のタイテストでは最終日に6番手タイムをマークして、そのパフォーマンスを裏付けた。
以前彼は、これまで乗ってきたホンダのバイクよりも、ドゥカティのバイク『デスモセディチGP17』の方が自身のライディングスタイルに適していると話しており、ドゥカティによるカスタマーチームへのサポートを賞賛している。
「ファクトリーとの繋がりは素晴らしいもので、彼らは僕たちカスタマーチームのフィードバックにも関心を持っている」とミラーは話した。
「昨日(タイテスト初日)は84周を走ったけど、彼らがタイヤなどのデータを知りたいと思っているというのを僕もわかっている。こういったサポートがあるというのは本当に良いことだし、ファクトリーの全員が信頼してくれている」
またミラーは、プラマックチーム自体を称賛し、「毎日、より一層上手く作業をこなせている」と話した。
「今では本当に短時間で自分の意見が理解されているというのを感じている。クルーチーフ(クリスチャン・ププリン)との時間を取ることもできて、とても早くバイクに変更を施すことができた」
「バイクのパフォーマンスにも、自分のパフォーマンスにも、そしてチームのパフォーマンスにも本当に満足している」
MotoGPデビュー以来の自信を持てている
ミラーのテスト結果からは新しいシーズンに向けてポジティブな考えを持っていることが伺えたが、彼はMoto2を”飛び級”して2015年にMotoGPにデビューした時以来最も”快適”で、”自信を持てている”と述べた。
「この4年間、このような快適さを感じていると思えたことがなかった」
「今はこういうことができる環境にいるけど、Moto3でレースをしていた時以来、このような満足感や自信を感じたことはなかった」
「現状ではとてもハッピーだ。バイクに乗る時はいつでも、より上位チームに近づいていて、より快適で、一貫性を持てているといえよう」
「ドゥカティのバイクに乗っている時はより自然体でいることができる。タイヤがどこにあるかというのも手に取るようにわかるんだ」
Additional reporting by Oriol Puigdemont
この記事について
シリーズ | MotoGP |
ドライバー | ジャック ミラー |
チーム | Ducati Team , Pramac Racing |
執筆者 | David Gruz |