プラマックとの初戦で自信を持ったミラー「ドゥカティと前進できる」
ミラーは、1年前よりも今年の順位の方が低かったが、それでも現在のチームでトップ10入りできたことに満足していると語った。









プラマック・ドゥカティのジャック・ミラーは、マルクVDS・ホンダから参戦した2017年カタールGPよりも今年の順位の方が低かったが、それでも現在のチームでトップ10入りできたことに満足していると語った。
ミラーは2018年よりマルクVDS・ホンダからプラマック・ドゥカティへ移籍。プラマックとの初戦となる2018年MotoGP開幕戦カタールGPでは、優勝したアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)から14.59秒遅れの10位に入賞した。
マルクVDS・ホンダから参戦した2017年カタールGPは8位だったため、今年はわずかに結果が悪くなったものの、ミラーは12ヵ月前よりもバイクが乗りやすくなったと感じることができたため、今後前進するための良い兆候がみられたと語った。
ミラーはレッドブル・ウェブサイトのコラムで次のように綴っている。
「昨年と比較するとリザルトが良くないから素晴らしい結果だとは言えない」
「でも全部が悪いわけではなかった。昨年僕は狂ったようにプッシュをして最大限を出した結果、8位を獲得した。今年はそれ以上のパフォーマンスを発揮する可能性を感じることができたし、優勝者(ドヴィツィオーゾ)から14秒差でフィニッシュすることができた」
「昨年はそれ以上のことができるように感じられなかったが、今年はドゥカティのマシンともっと前進することができると思う」
「これも19レース中の1レースにすぎない。長いシーズンは始まったばかりだ……チームもこの結果に満足していたように見えるし、常により多くのものを求めるライダーなら結果に失望するのも当然のことだ」
「でもロングランはよかったと思う」
決め手はタイヤコントロール
カタールGPでのレースを振り返ったミラーは、フロントタイヤが決定的な要素だったと語った。
「1周目はトップ集団についていくことができたから良かった。でも8周目の最後から2コーナー目で嫌な予感がした。フロントタイヤの寿命をちゃんと管理する必要があったと思う」
「その時からペースが落ち始めた。僕はそれ以降1分55秒台を記録できず、集団から遅れていったんだ」
「ポジションを落としたのは僕だけじゃなかった。ヨハン(ザルコ/ヤマハ・テック3)は終盤までレースをリードしていたが最後は8位まで順位を落とした。一方、僕よりも後ろからスタートしたマーベリック(ビニャーレス/ヤマハ)は結局6位に入賞した」
「最終的にどれだけタイヤを温存していたかが、決定的な要素だった」
この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | カタールGP |
ロケーション | ロサイル・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | ジャック ミラー |
執筆者 | Andrew van Leeuwen |