「プレイステーションみたいだ!」ロレンソがザルコの乗り方を糾弾

ホルヘ・ロレンソは、日本GPでのヨハン・ザルコの”プレイステーション”の様な乗り方を糾弾した。

 ドゥカティのホルヘ・ロレンソは日本GPの決勝で好スタートを決め、1周目に一気に先頭に躍り出ることに成功した。しかし彼はすぐにペースを失い後退。最終的には6位でフィニッシュした。

 ロレンソのポジション下落は、テック3・ヤマハのルーキーであるヨハン・ザルコとの接触によっても促された。ザルコはターン9の出口で、ロレンソのマシンに軽く接触したのだ。

「ザルコと当たったのは、今年初めてのことじゃない」

 そうロレンソはレース後に語った。

「とてもアグレッシブなオーバーテイクだった。ちょっとやりすぎだと思う」

「プレイステーションでゲームしているような動きだった。彼は、前に誰もいないように感じているんだろう。そして彼は周囲に気を配らず、ただ自分ラインに飛び込んだだけだ」

 ザルコは印象的な最高峰クラスデビューイヤーを過ごしているが、度々批判の的となっている。ロレンソの元チームメイトであるバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)も、オースティンとアッセンでの接触後にザルコを批判した。

「何をしていいのかということを確認するため、安全委員会と話し合いたいと思う。なぜなら、将来何かが起きる可能性があると思うからだ」

 そうロレンソは続けた。

「彼はアグレッシブすぎるということを自覚していない。レース後に彼と話したが、彼は自分が間違ったことをしたとは感じていなかったようだ」

 この件について報道陣に尋ねられたザルコは、確かに自分の責任を認めようとはしなかった。

「ターン9では、僕はフロントに自信を持っていた。だからアタックできたんだ」

 そうザルコは語る。

「それから、彼はアウト側に留まろうとした。コーナーから出る時、僕は彼を見ていなかったけど、そこにいるかもしれないとは考えていた」

「僕らは接触した。なぜなら、加速時に彼は僕のラインに普通に入ってきたんだ。そして互いに接触してしまった。僕はイン側にいたから、不利な点があったんだ」

 ロレンソは当初、日本GP優勝の最有力候補とみられていた。しかし結局は、優勝したチームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾから24秒遅れに終わっている。この結果についてロレンソは「本当に残念」と述べた。

「期待は、勝者から24秒遅れという結果より、はるかに高いところにあった。僕らのセッティングに対して、水の量が多すぎたんだ。だから、自信を持つことができなかった」

 そうロレンソは付け加えた。

「安全上の理由から、ミシュランはミディアムのフロントタイヤを使うのを許可しなかった。そのため、より硬いタイヤを履かなければいけなかった。これが、僕に少し影響を与えた。なぜなら僕は(マルク)マルケスやドヴィツィオーゾよりも、スムーズにブレーキを使うからだ」

「リヤにももっとグリップが必要だった。これほど水の量が多くなかったら、僕が勝利を目指して戦う準備ができていた。でも水が多すぎたし、コース上には川もできていた。だから僕には競争力がなかったんだ」

「タイヤを温めようとしても、それができなかった。レース中、タイヤの温度はずっと低いままだったんだ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 日本GP
サーキット ツインリンクもてぎ
ドライバー ヨハン ザルコ , ホルヘ ロレンソ
チーム Ducati Team , Tech 3
記事タイプ 速報ニュース