タイで好調キープのマルケス、今年のホンダは”雰囲気”が違うと賞賛

マルケスとペドロサは最新エンジンの特性が”攻めすぎ”ており、涼しいコンディションへの適応を懸念しているものの、ホンダの開発姿勢を賞賛している。

 タイで行われたオフシーズンテストで好調だったレプソル・ホンダのマルク・マルケスとダニ・ペドロサは、ホンダの最新仕様MotoGPエンジンの特性について攻撃的すぎると感じており、ナイトレースとなる開幕戦カタールの涼しいコンディションへの適応を懸念している。しかし一方でふたりは、今年のホンダの開発姿勢に満足しているようだ。

 タイ・ブリーラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで行われたオフシーズンテスト初日、ホンダのサテライトチームであるLCRのカル・クラッチローがトップに立った。そして2日目以降はマルケスとペドロサがそれぞれ首位となり、ホンダ勢が連日トップタイムをマークする形となった。

 2018シーズンの開幕戦カタールGPに先立ち、来月1日から同地で最後のプレシーズンテストが行われる。マルケスは未だエンジン特性に懸念を抱いたままだと明かし、涼しくなるカタールでのナイトレースというコンディションでも、エンジンがパフォーマンスを発揮できるようにすることが重要だと述べた。

「ホンダが(1回目の公式オフシーズンテストが行われた)マレーシアに持ち込んだ最新仕様のエンジンを、僕たちが今後使用していくことをすでに決定したと思われるかもしれない」とマルケスは話した。

「しかし(エンジン仕様の決定は)カタールのテストまで待ちたい。なぜなら、ここ以上に僕たちが苦戦するサーキットだからだ。ブリーラムやマレーシアではうまく機能していたが(カタールでも)同じように機能させたい」

「エンジンの特性については、まだ改善が必要だ。僕たちはとても暖かいサーキットにいて、これからとても寒い、夜のカタールに行くということを忘れてはならない」

「そこで、エンジンの特性がどうなるかを確認する。なぜなら、まだ特定のエリアで攻撃的すぎるんだ。僕たちは、そのエリアの改善に取り組んでいる」

 ペドロサも、次のように付け加えた。

「言うまでもなく、次のトラック(カタール)はこれまでと少し違うサーキットだ。涼しいコンディションで走るのは、次が初めてだからね」

「これまでは暑い中で使っていたので、違う状況に合わせてセットアップする必要があり、とても興味深い」

 マルケス「今年はチームの雰囲気が違う」

 マルケスは最新仕様のエンジンについては疑念を持ったままだが、ホンダのファクトリーは彼の要求にうまく応えることができており、彼は現状に満足しているようだ。

 25歳になったばかりのマルケスは「今年はファクトリーが本当に素早く動いてくれている。僕はそれが良いことだと思うし、満足している」と話した。

「今年は雰囲気が違うと感じるし、それは重要なことだ」

 またペドロサはホンダのチーム内でのポジティブな開発と、日本からホンダの上層部がテストに訪れるという決断を下したことを賞賛した。

「フィーリングが直接伝わるし、反応もはるかに良くなる。多くのことを理解できるし、より迅速な回答が得られる」と彼は説明した。

「ホンダは進歩しているし、チームの全てがうまく機能していると思う」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 Buriram February testing
サーキット チャーン・インターナショナル・サーキット
ドライバー ダニ ペドロサ , マルク マルケス
チーム Repsol Honda Team
記事タイプ 速報ニュース