マルケス、ザルコを恐れるも「リスクのないアプローチは続けられない」

マルケスは、ザルコとの接触を恐れていたことがオーバーテイク後のミスに繋がったと認めた。

 最終戦で今シーズンのタイトル獲得を決めたレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)を抜いた後のミスについて語った。

 マルケスは、11位以内に入賞すればタイトルを獲得することができるという条件下で最終戦バレンシアGPの決勝レースを迎えた。

 レースの大半を首位を走るザルコの後ろで過ごしていたマルケスだが、23周目の最終コーナーでザルコをパス。しかしその直後、マルケスはターン1でバランスを崩し危うく転倒しそうになった。

 彼は最終的に3位でレースを終え、4度目のタイトルを獲得した。だが彼は、ザルコをオーバーテイクする際に急ぎすぎたことを認めた。なお今シーズンMotoGPにデビューしたザルコだが、彼はアグレッシブな動きをするライダーだという評価を得ている。

 マルケスはレースを振り返り、「僕はザルコの後ろにいたけど、もっと速く走ることができたんだ」とBT Sportに話した。

「だけど自分自身に、『OK、落ち着こう』と言い聞かせた」

「僕のペースの方が良いと感じていたので、プッシュしようと思ってザルコをオーバーテイクした。少し怖かったけど」

「ザルコがこちらに向かって来て怖かった。僕たちは何度か接触もした。僕はあのラップではプッシュしようと決めていたんだけど、プッシュしすぎてしまった」

 マルケスは直後のターン1でブレーキングポイントを誤りオーバーランを喫してしまうも、左膝と前腕を駆使し、なんとか転倒を避けた。

 この時、タイトル争いのライバルであるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は隊列の中で走っており、もしマルケスが転倒していたらタイトル獲得は危うくなっていた。しかしマルケスは、リスクを伴わないアプローチをし続けることは”とても難しく”、”不可能”だったと説明した。

「レース中は常に冷静になって、状況をコントロールしようとしていた。でも僕はとても調子が良いと感じたので、すぐに自分に『今がプッシュする時だ』と言い聞かせた」

「でもターン1では、正直なところ僕はブレーキングポイントで集中力を失ってしまい、ブレーキをかけるのが遅すぎたんだ。ご存知の通り……最後まで”マルケススタイル”だったね!」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 バレンシアGP
サーキット バレンシア・サーキット-リカルド・トレモ
ドライバー ヨハン ザルコ , マルク マルケス
チーム Repsol Honda Team
記事タイプ 速報ニュース