マルケスとのバトルを「昨年のセパンと違って」楽しんだロッシ

ロッシは、イギリスGPでマルケスとしたバトルについて、昨シーズンのセパンでの激しいバトルとは異なると感じたと語った。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシとホンダのマルク・マルケスは、シルバーストンで行われたイギリスGPで、3番手をめぐり数周に渡って激しいバトルを展開。このバトルは、最終的に彼らの良好な関係が幕を閉じた、昨年のマレーシアGPで繰り広げられたバトルを思い出させるようなものだった。

 しかしロッシはシルバーストンでのバトルと、セパンでは異なると語った。セパンで行われた昨年のマレーシアGPは、ヤマハのチームメイト、ホルヘ・ロレンソのタイトル獲得をアシストするために、マルケスがロッシを抑えようとしたと、ロッシが非難した場所である。

「マルケスは常に非常に攻撃的だ。けどセパンでのバトルと比べると、今回のバトルは大きく異なっている。両方のライダーが同じ目標、より速くより前に挑戦するという目標を持っていたからだ」とロッシは語った。

「これが違いで、僕はとっても楽しかったよ」

 結局マルケスはロッシの前に出て、2番手をめぐってカル・クラッチロー(LCRホンダ)とバトルしたが、終盤ストウで大きく膨らんでしまった。

 このミスで、ロッシは初優勝のマーベリック・ビニャーレス(スズキ)、2位クラッチローの後ろの3位でフィニッシュ。マルケスはチームメイトのダニ・ペドロサをファイナルラップで抜いて4位となった。

 ロッシが2番手走行中にバトルしたふたり、マルケスとアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)のどちらがより脅威だったかと彼に尋ねると、ロッシは前者を選んだ。

「マルケスの時の方が脅威だったね。なぜなら彼は僕に特別待遇をしてくれるからさ!」と彼は答えた。「けどイアンノーネの時も脅威だったよ」

「ジョークは別にして、イアンノーネとのバトルもマルケスとのバトルも素晴らしかった。厳しいバトルだったけどフェアだった」

マルケスがベケッツをカットしたのは「アンフェアだけど…」

 バトルの中で、マルケスはベケッツでワイドになり、舗装されたランオフエリアを通ってロッシのすぐ後ろでコースに合流した。

 ロッシは、マルケスがミスをした後、タイムをロスすることなくコースに戻ってくることができたのはアンフェアだと感じたと語っている。

「トラックを外れるってことは、ミスをしたってことだ。それで何も失わないっていうのはフェアじゃない」とロッシは語った。

「けどルールはこうなってる。舗装があるところでトラックを外れたら、アドバンテージを得てない限り走り続けていいってね。他のライダー全員にとっても同じなんだ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 イギリスGP
サーキット シルバーストン
ドライバー マルク マルケス , バレンティーノ ロッシ
記事タイプ 速報ニュース