マルケスの『秘策』。”最速のライダー”のスタイルをコピー

マルク・マルケスは、チェコGPでのレースペースを改善するために、タイトル争いの直近のライバルであるホルヘ・ロレンソのライディングスタイルをコピーしていると語った。

 ホンダのマルク・マルケスは、信じられないラップでチェコGPの予選でポールポジションを獲得した。最終コーナーでバレンティーノ・ロッシを抜くという素晴らしいラップで、0.2秒もの差をホルヘ・ロレンソにつけた。

 ポイントリーダーのマルケスは、ロレンソが圧倒的だったFP3から、タイヤを長持ちさせられるように、ロレンソを見てスタイルを変えたようだ。

 2度のタイトルを獲得しているマルケスは、こうした変化に加え、ウイングレットの微調整を含めたセットアップの変更を行い、改善を果たしたという。

「昨日は、電気制御の改善に集中していた。いくつか試してみたんだけど、好きじゃなかったから元に戻した」とマルケスは説明した。

「だけど、このサーキットでウイングにポテンシャルがあるとわかったから、FP4で使ってみたんだ」

「タイヤが劣化してくると、たくさんスライドするようになってグリップが得られず、加速でもタイムを失っていたのが僕の問題だった」

「だけど、良い解決策を見つけることができて、今ではよりスムーズに、より速く走れる。いつも、最速のライダーを真似するのが目標だ」

「ロレンソはFP3で最速だった。だから彼のスタイルをコピーしようとしたんだ。完全に違うスタイルだけどね。それがうまくいったみたいだ」

 しかしながらマルケスは、ライバルたちに比べてまだレースペースを欠いていると感じている。マルケスは「基本的に(ライバルは)1ラップでは僕より遅いけれど、レースペースでは(僕たちの方が)0.1〜0.2秒遅いと思う」と語る。

レースでの逆転を狙うロレンソ

 ロレンソは、マルケスの予選のスピードには負けてしまったが、ロングランペースでは自信を保っており、決勝ではマルケスに挑戦できると考えている。

「マルクは本当に印象的だった。彼がそんなに速いと思っていなくて。すごかった」とロレンソは認めた。

「ポールポジションを期待していたけれど、それはさておき、明日2番手からスタートできるのは良いことだ。中古のタイヤを使って非常に良いペースで走れるのがわかっている。安定したペースを保つのにすごく良いだろう」

「天気を見てみよう。決勝がドライになるかどうか。僕たちが準備してきたようになるかどうか、ね」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 チェコGP
サーキット ブルノ
ドライバー ホルヘ ロレンソ , マルク マルケス
記事タイプ 速報ニュース