マルケス「ドゥカティは遠い。でもヤマハとは戦える」
執筆: David Gruz
ポイントリーダーのマルク・マルケスは、レッドブルリンクでドゥカティは一歩先に行っているものの、ヤマハとは戦えそうだと考えている。






ドゥカティの2台が圧倒的とも言える速さを見せたオーストリアGPの初日。現在までランキングトップを走っているホンダのマルク・マルケスは、首位のアンドレア・ドヴィツィオーゾから1.4秒遅れの10番手に終わった。しかしそのマルケスは、レースでは少なくとも、ヤマハの2台とは勝負できるだろうと考えている。
「ドゥカティのふたりは一歩先を行っている。彼らは遠いよ。僕らは彼らとの戦いができるかどうかは分からない」
マルケスはそうコメントを残している。彼はホルヘ・ロレンソに対して48ポイント、バレンティーノ・ロッシに対しては59ポイント先行している。
「しかし、僕のメインのライバルであるヤマハのふたりのライダーは、僕らからそれほど遠くは
ない」
「(3位のために戦うことは)十分に可能だ。僕らは彼ら(ドゥカティ)がタイヤをどう管理するか理解する必要があるけど、それでも彼らは速いように見えるよ」
マルケスはドゥカティ最大の強みは、1コーナー立ち上がりの加速にあると言う。ホンダはそのコーナーで、0.3秒以上失っているのだ。
「彼らはターン1で素晴らしい加速を持っている」とマルケスは語る。
「それはたったひとつのコーナーだが、僕はそこで0.35秒ほど失っている。それを取り戻すのは困難だ」
「ドゥカティのライダーが勝つのは、容易なことのように思える。しかし、僕らは最後まで戦うよ。そして特に、ヤマハのふたりと戦うことになる。彼らは、僕の主な対戦相手だろう」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | オーストリアGP |
ロケーション | レッドブルリンク |
ドライバー | マルク マルケス |
チーム | Repsol Honda Team |
執筆者 | David Gruz |
マルケス「ドゥカティは遠い。でもヤマハとは戦える」
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