






アラゴンGPのフリー走行3回目で、選手権リーダーのマルク・マルケス(ホンダ)は、ターン14の途中でポル・エスパルガロ(ヤマハ)と接触し、バイクを損傷してしまった。またこの接触は、ターン14で、マーシャルがニッキー・ヘイデン(マルクVDS)をコースに戻そうとしてイエローフラッグが出されていた時に起きてしまった。
マルケスとエスパルガロのバイクは、2台ともエスケープゾーンまでスライドしてしまい、さらにエスパルガロのバイクはヘイデンのバイクと接触。ヘイデンとマーシャルは慌ててバイクを避けた。
マルケスはこの件でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)から厳しく非難されており、アレイシはマルケスのコーナー進入時の速度に疑問を抱いている。
マルケスは、「変なクラッシュだった」と予選後のプレスカンファレンスで話した。
「イエローフラッグのことで少し混乱していた。(イエローフラッグを)出すのが遅すぎたんだ」
「イエローフラッグに気付いてブレーキをかけたらフロントタイヤがロックしてしまってクラッシュした。ニッキーとマーシャルは(ポル・エスパルガロのバイクを)避けることができてラッキーだった」
2013年のシルバーストンで、マルケスがイエローフラッグが出されている時にクラッシュをしてペナルティを受けた時のように、今回もマルケスがイエローフラッグに違反したとアレイシは言及している。
しかし、アレイシのコメントを聞いたマルケスは、シルバーストンの時は今回とは完全に異なる状況だったと主張している。
「2013年のシルバーストンは、完全に僕のミスだった。でもその時以来、黄旗を確認した時は、いつも減速しているし、ファステストラップを出せそうな時でさえ、黄旗を確認したらそうしているよ」
「今回も危険だったけど、僕がミスを犯した時ほどじゃない」
「レースディレクターのマイク・ウェブと話したけど、イエローフラッグが出されるはずのコーナーに、それが出されていなかったことが問題だ。僕はイエローフラッグが見えなかったし、カメラで確認しても、フラッグは出ていなかった」
「イエローフラッグが見えなかったから、ブレーキングポイントに到達した時、僕はポルを追い抜こうと考えていた。でもイエローフラッグに気付いた時に、ブレーキをかけて安全に走行し、オーバーテイクをしなかった。だけどフロントタイヤがロックしてしまったことが問題だった。不運だった」
ヘイデン「何があったのかわからなかった」
このインシデントについて話したヘイデンは、彼の転倒はイエローフラッグに対する反応の結果起きてしまったと話した。
「あのコーナーはひどかった」
「テレビには映ってないけど、あそこはコーナーの入り口が見えないんだ。あのコーナーを登ってきて、最後の数分で、コーナーの外にイエローフラッグを見つけたんだ」
「何が起きていたのか全くわからなかったから、かなりハードにブレーキをかけた。そうしたらフロントタイヤがロックしてしまった」
「おそらく、僕は少しだけ白線の上を走ってしまった。でも、他のライダーたちが白線の上でブレーキしているのも見ている。フロントタイヤが本当にひどかった」
「ちょっとおかしいよね。2周の間に4人のライダーがクラッシュして、僕の目の前でそのひとりがコースアウトした。どうしてイエローフラッグなんだ?」
またヘイデンは、ポル・エスパルガロのバイクと接触して彼のバイクが損傷した後、チームのメカニックたちがマシンを修復したことについて、彼らを褒め称えた。
「クラッシュで壊れたのはあまり心配いらない箇所だ。僕は長いことスライドしてしまって、『バイクを立て直してピットに戻ろう』と考えていた。そうしたら突然、バイクが僕の方にスライドしてくるのが聞こえてきた。バイクのスピードは落ちていたけど、外から見ているよりも、バイクとの距離は近かった」
「僕のバイクはダメージがなかったから、バイクを立て直してもう一度乗ったんだ。でも2回目にコースに出た時は、両サイドから液体が漏れていた」
この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | アラゴンGP |
ロケーション | モーターランド・アラゴン |
ドライバー | マルク マルケス , Nicky Hayden , ポル エスパルガロ |
チーム | Repsol Honda Team |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |