ミシュランタイヤに苦戦したヘイデン。「挑戦を見くびっていた」
ニッキー・ヘイデンは、ミラーの代役としてアラゴンGPへスポット参戦したが、このチャレンジを過小評価していたと語った。







ニッキー・ヘイデンは昨年限りでMotoGPを離れ、今年からスーパーバイク選手権に挑戦している。そのヘイデンは負傷したジャック・ミラーの代役として、マルクVDSホンダのマシンに乗ってアラゴンGPに出場したが、週末を通して下位に沈んだ。レースでは15位でフィニッシュし、なんとか1ポイント獲得している。
今シーズンから導入されている、ミシュランの新しいMotoGP用のタイヤを事前に試すことができなかったこともあり、ヘイデンはミシュランタイヤで速さを得られなかったため、週末が困難になったと認めた。
「決勝は、週末を通してベストなセッションだったと言えるだろう」とレースの後、ヘイデンは語った。
「タイヤとバイクのフィーリングを得るために、金曜日はかなり遅いペースでスタートした。昨夜(土曜日)は良い方向性を見つけられて、朝(ウォームアップ)には良いフィーリングを得られるようになった」
「レースに向けては何も準備できなかった。グリッドに並んで、良いスタートをしたよ。(ダニーロ)ペトルッチや(ヨニー)ヘルナンデスのようなライダーとバトルができた。バイクはすごく良く機能していた」
「(ミケーレ)ピッロを含んだグループが僕の前にいて、そのグループのトップまで行けると期待していたけど、バルベラと少しバトルをして、タイムを失ってしまった」
「結局、1ポイントを獲得できた。もちろんもっと良い結果を期待していたが、このタイヤ、特にフロントからスピードを得ることがどれだけ大変か、僕は見くびっていたんだと思う」
「(土曜日の)午後まで、本当にフィーリングが得られなかったんだ。だから少しイライラしていた。最終的には悲惨なことにはならず、何人かとレースができたし、バトルを楽しんだ」
MotoGPで再び活躍することができると感じたかと聞かれたヘイデンは「わからない。来年はスーパーバイク選手権に戻るし、来季はもっと先頭に近づけるように願っている」と答えている。
「欧州ホンダが僕とミラーを交代させたがっているって話、誰か聞いているかい? MotoGPでポイントを記録した年だし、可能性はあるよ。今のところこれはミラーのバイクで、彼のチームだし、1戦限りの参戦だよ」
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