ヤマハのウエット性能に未だ満足できないロッシ「昨年ほどの強さない」

バレンティーノ・ロッシはマレーシアGP初日を終え、ヤマハのウエットでのパフォーマンスに未だに満足できていないようだ。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、ウエットコンディションで行われたマレーシアGPのフリー走行2回目で6番手となったが、トップタイムをマークしたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)からは1.431秒も離される結果となった。

 ヤマハは、雨のレースとなったサンマリノGPと日本GPで大苦戦するなど、ウエットでのパフォーマンスに問題を抱えている。特にツインリンクもてぎで行われた日本GPではロッシが転倒を喫し、マーベリック・ビニャーレスは9位が精一杯だった。

 ロッシはマレーシアで改善があったと感じていると語ったものの、以前発揮できていたレベルの競争力を取り戻すためには、まだやるべき作業が残っていると主張している。

「午後(のFP2)はフルウエットになり、興味深いセッションになった。僕たちは日本で陥ったような最悪の状況を改善しようと多くの作業を行った」

「良い感触になってラップタイムが改善し、6番手になることができた」

「ただ、僕の感触ではまだ素晴らしいというほどではない。バイクを快適に感じられていないんだ。リヤのグリップが十分じゃないので、最大限にプッシュできない」

「僕たちにはまだやるべき仕事が残っている。昨年のような強さがないんだ」

 ドライコンディションでアタックができたFP1では、トップのドヴィツィオーゾから1秒近く離されたロッシは12番手にとどまったが、彼はその点を心配してはいないようだ。

 このタイム差は、セッション終盤に他のライダーがリヤにソフトタイヤを装着したことでタイムアップしたからだという。

「ドライでの感触はそれほど悪くはない」

「作業はしなくちゃいけないけど、僕はかなり強い」

「最後の8分間で多くのライダーがリヤにソフトタイヤを装着し、ラップタイムを大幅に向上させるので、自分たちのいる位置を理解するのはかなり難しい」

「それより前は、かなり強力なパフォーマンスを見せていた(マルク)マルケスを別にすれば、僕のスピードはそれほど悪くはなかった」

 一方、ビニャーレスはFP2でヤマハ勢トップとなる4番手タイムをマーク。彼は前戦オーストラリアGPで果たした、ウエットでの進歩が継続していることを嬉しく思っているようだ。

「ここでのタイヤはハードコンパウンドなので、まだ他のエリアで改善しなければならない。とても滑りやすいんだ」とビニャーレスは語った。

「だけど、僕たちが改善する必要があるエリアについては、オーストラリアで改善が見られた。バイクの感触ははるかに良い。特にフロントだ」

「コーナーへの進入に関しては、以前よりもはるかに自信を持てている。さらにもう1歩踏み出して、改善を試みていかなければならない」

Additional reporting by Oriol Puigdemon

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー マーベリック ビニャーレス , バレンティーノ ロッシ
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース