ヤマハのファクトリーチームと戦うのは、テック3の”居場所”ではない!?

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ヤマハのファクトリーチームと戦うのは、テック3の”居場所”ではない!?
David Gruz
執筆: David Gruz
2017/12/16 8:10

テック3・ヤマハのチーム代表であるポンシャラルは、ヤマハのファクトリーチームと戦うのは「我々の役割」ではないと語る。

 テック3の代表であるエルベ・ポンシャラルは、自らのチームがシーズン中に何度もヤマハのファクトリーチームを打ち負かしたことで、不快な状況を生み出したことを認める。

 ヤマハのファクトリーライダーであるバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、厳しい2017年シーズンを過ごした。一方で型落ちのバイクを走らせたテック3のルーキーであるヨハン・ザルコは輝きを放ち、ビニャーレスとロッシを数多く倒した。ザルコのチームメイトであるジョナス・フォルガーも同様に、ファクトリーチームのライダーたちを上回る成績を残したこともあった。

 テック3のチーム代表であるポンシャラルは、ザルコがこのようなシーズンを過ごすような”途方もない夢”を想像することすらなかったと語る。しかしそのようなシーンをファクトリーチームに見せたことで、不快な瞬間を生み出してしまったことを認めた。

「時には、彼らの前にいるというのは、私にとって不快なことだった」

 そうポンシャラルは語った。

「レース後、私は何人かの人に会った。我々はいつも握手を求められなかったし、笑顔に触れることはなかった。しかし、その理由を私は理解している」

「我々はふたりのルーキーライダーと共に、このクラスを理解し学ぶためにここにいた。そして彼らはチャンピオンシップに勝つためにここにいたが、様々な理由からそうはならなかった」

「我々は型落ちのバイクで、ヤマハのエンジニアとふたりのファクトリーライダーにプレッシャーをかけた。おそらく彼らは、間違った方向に行ったのだと思う」

テック3は、ファクトリーチームを倒すべきではない

 力強いシーズンを過ごしたテック3。しかしポンシャラルは、ヤマハのファクトリーチームと争うのは「我々のいるべき場所ではない」と強調。ヤマハが勝つのを手助けするのが最優先事項であると語る。

「コース上には4台のM1(ヤマハのマシン)が走っている。そして彼らがチャンピオンシップを戦うために、できるだけ多くの情報を提供する必要があるのだ」

 そうポンシャラルは付け加えた。

「常にファクトリーチームが最優先だ。我々はヤマハのチームである。それは20年にわたって繰り返されているから、それをよく知っているし、そのことを尊重している」

「我々が良い結果を残したのならば、それは良いライダー、良いチーム、そして良いクルーが揃っていたからだ。しかし同様に、良いバイクも持っている」

「だから私は、ヤマハが我々をサポートしてきてくれたことに、感謝しなければならない」

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この記事について

シリーズ MotoGP
チーム Tech 3 , Yamaha Factory Racing
執筆者 David Gruz
記事タイプ 速報ニュース