ヤマハ、またしても雨で苦戦。ロッシ「非常に”危険”な状況だった」

バレンティーノ・ロッシは、ヤマハのバイクでウエットのマレーシアGPを戦うのは”非常に危険”であり、容易に転倒してしまう状態だったという。

 バレンティーノ・ロッシは、マーベリック・ビニャーレスと共にウエットコンディションで、2017年仕様のヤマハのバイクに苦戦するシーズンを送っている。

 マレーシアGP予選はドライで行われロッシが4番手、ビニャーレスが5番手を獲得したが、ウエットコンディションとなったレースでは競争力を全く発揮できなかった。

 ロッシはスタート後11番手まで落ち、レース序盤は今季が参戦初年度のKTMコンビ、ポル・エスパルガロやブラッドリー・スミスと戦うことになった。最終的に優勝したアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)から30秒以上の差をつけられ7位に終わった。

 ロッシは”いつもの”問題に苦しんでいたことを認め、ヤマハのバイクにとっては安全なレースではなかったと語った。

「僕たちには全くグリップがなかった。バイクに乗るのがとても難しかったし、非常に危険でもあった」

「あと少しでもプッシュしようとすれば、クラッシュするとはっきりと感じた。もてぎでそうなってしまったように」

「金曜日のフリー走行2回目の時も雨だったが、いくつか問題はあったものの6番手だった。バイクに本当に多くの変更を施したので、僕はそれが機能するはずだと安心していた。でも残念ながら、金曜日と全く同じ問題が出てしまった」

「このバイクは、ウエットで乗るのがすごく難しい。ほとんど不可能だ。グリップがなくて、すごくリスクがある」

「(前戦)フィリップアイランドでの成果を確かなものにするために、今回も良い結果が必要だったし残念だ。ドライなら僕は競争力があったはずだし、週末を通して僕はすごく強かったから良いレースができたはずだ」

「だけど残念ながら雨が降った。すべてのコンディションで準備ができていなければならない。もてぎの時と比べて一歩前進していることを願っていたが、実際にはできていない」

”ドライなら”プレシーズンの感触が戻ったビニャーレス

 ビニャーレスもレースでは苦戦し、9位フィニッシュ。ロッシのウエットでの苦戦に関する不満にも同意した。ただ、ビニャーレスはプレシーズンテストを支配した時のような感触を取り戻したことで、ドライなら”信じられないようなレース”ができたはずだと考えている。

「実際、午前中に良いセットアップが見つかったのでとても幸せだし、自信があった。プレシーズンの時に持っていた感触を取り戻せた」とビニャーレスは述べた。

「ウォームアップの後、もしレースがドライなら信じられないようなレースができると言った。20周走ったユーズドタイヤで、2分0秒台でラップすることができたから。僕はとてもハッピーだったし、勝利を渇望していた」

「(雨の中で)僕はトライしてみたけど、サイティングラップからすでに至るところでバイクがスライドしていると感じていた。だからどうしようもなかった。今日は最悪のレースだった。レースの序盤から自分のポジションを確認すらしなかった。最後尾だと思ったから」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 マレーシアGP
サブイベント 日曜日 レース後
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー マーベリック ビニャーレス , バレンティーノ ロッシ
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース