ルーキー中上貴晶に心強い味方。ペドロサの元クルーチーフがサポート

ダニ・ペドロサのクルーチーフを務めていたラモン・オーリンが、来季LCR・ホンダからMotoGPデビューを果たす中上貴晶を担当するようだ。

 来季、MotoGPデビューを果たす中上貴晶。長くホンダに在籍しているベテランクルーチーフのラモン・オーリンが、中上を支える心強い味方についたようだ。

 52歳のオーリンは、レプソル・ホンダのダニ・ペドロサのチーフメカニックを3年間務めた後、今季からマルクVDS・ホンダでジャック・ミラーを担当していた。

 しかし、ミラーは来季プラマック・ドゥカティへ移籍。かつて、アンドレア・ドヴィツィオーゾやニッキー・ヘイデンとも仕事をしたベテランメカニックは、LCR・ホンダでルーキーの中上を担当することになった。

 中上は、8月にカル・クラッチローのチームメイトとしてMotoGPに昇格することが発表されると、Moto2クラスでの2勝目をマーク。2014年の青山博一以来のMotoGPフル参戦ライダーとなる。

 彼は来季2017年仕様、つまり1年落ちのホンダRC213Vに乗る可能性が高いとみられているが、ホンダはまだこれを認めてはいない。

「HRC(ホンダ・レーシング)がどのバイク(2017年仕様か最新仕様か)を使うか決定するはずです」と中上は語った。

「でもどちらでも気にしません。MotoGPバイクに乗った経験が(ほとんど)ないですから、おそらく僕は17年のバイクと18年のバイクの違いがわからないでしょう」

 中上は、昨年の12月に行われた3日間のプライベートテストで初めてRC213Vを体験した。その経験から、彼はMoto2のバイクよりもMotoGPバイクの方が自分により合っていると感じているようだ。

「それは信じられないものでした」と、テストを振り返り彼は語った。

「僕にとって最高の3日間でした。僕は常にMotoGPバイクに乗りたいと思っていますし、それが叶った3日間だったんです」

「素晴らしい感触でした。信じられないほどのパワー、タイヤのグリップ、電子制御でしたし、そのスピードも印象的でした」

 中上は最終戦バレンシアGP後の公式テストからLCR・ホンダに加わることになるが、MotoGPバイクの電子制御に適応することが、ステップアップにおける最大の挑戦だと述べた。

「バイクの上で電子制御を感じることはありません。鈴鹿8時間耐久の時だけです」

「鈴鹿8時間のバイクはとても競争力がありましたし、感触も良かったです。しかし、MotoGPのバイクとは全く違います」

「現時点では、あまり多くのことは分かりません。おそらく、バレンシアでのテストの後は全く違う気分になるでしょう」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー 中上 貴晶
チーム Team LCR
記事タイプ 速報ニュース