前 / ヤマハ、ロレンソのドゥカティテストを阻止。「チャリティにお金を払ってるわけじゃない」 次 / メインレースより熱く……Moto2&Moto3を沸かせたふたりの日本人ライダー、中上貴晶&尾野弘樹
MotoGP / 速報ニュース ロッシ「シーズン後半、ヤマハはバイクを進歩させることができなかった」
バレンティーノ・ロッシは、ヤマハは2016年シーズンの後半戦で、YZR-M1を進歩させるのに苦労したと考えている。
シェア
コメント









ヤマハは、今季のチャンピオンの最有力チームであるとみられていた。しかし、バレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソのコンビは、最初の7レース中5レースで勝利を収めたものの、カタルニアGP以降は勝てずにいた。
そしてツインリンクもてぎで行われた日本GPでは、ロッシとロレンソは共に、ホンダのマルク・マルケスを追っている最中に転倒しリタイア。3戦を残して、マルケスにチャンピオンを決められてしまった。
ロッシによれば、このヤマハの運命の変更は、マシンのアップデートがしっかりと管理されていなかったという。
「僕にとっては、今季は素晴らしいスタートを切った。しかし、シーズン後半では、ホンダが大きく改善してきた。彼らは、当初持っていた問題を修正してきたんだ」
そうロッシは語っている。
「ヤマハも働いていた。しかし、彼らが僕らに与えたパーツは、うまく作動しなかった。だから、僕らは進歩できなかったんだ」
「昨年も、そして過去もそうだったけど、普通ならシーズン中にヤマハが働けば、バイクは良くなっていったんだ。今年もスタッフはいたし、僕らはテストをこなした。しかし、現実的には、僕らは常に同じレベルにいたんだ」
「だから、僕はそれが、シーズン後半(に苦戦をしたこと)の鍵だったと思う」
ライダーズタイトルはすでにマルケスに決定したが、ヤマハはまだ、ホンダとコンストラクターズ及びチームタイトルを争っている。ちなみにコンストラクターズタイトルのポイント差は28、チームタイトルのポイント差は51である。

前の記事
ヤマハ、ロレンソのドゥカティテストを阻止。「チャリティにお金を払ってるわけじゃない」
次の記事
メインレースより熱く……Moto2&Moto3を沸かせたふたりの日本人ライダー、中上貴晶&尾野弘樹

コメントを読み込む
この記事について
シリーズ | MotoGP |
ドライバー | バレンティーノ ロッシ |
チーム | Yamaha Factory Racing |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |
ロッシ「シーズン後半、ヤマハはバイクを進歩させることができなかった」
シェア
コメント
Trending
2021/01/07
ポル・エスパルガロ、“マイ”RC213Vとついに対面
2020/12/09
マルク・マルケスが2021年用新デザインのヘルメットを公開
2020/11/25
2020MotoGP最終戦ポルトガルGPハイライト
2020/11/17
2020MotoGP第14戦バレンシアGPハイライト
2020/11/09
2020MotoGP第13戦ヨーロッパGPハイライト
Trending 今日
スライドショー
Load audio player