ロレンソを撃墜したクラッチロー「僕は完全な悪者じゃない」と主張

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ロレンソを撃墜したクラッチロー「僕は完全な悪者じゃない」と主張
David Gruz
執筆: David Gruz
2017/10/13 10:57

ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)とカル・クラッチロー(LCRホンダ)は、フリー走行1回目の接触、転倒について意見が食い違っているようだ。

 LCRホンダのカル・クラッチローは、ウエットコンディションで行われた日本GPのフリー走行1回目(FP1)終盤、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)に続いて左コーナーのターン9に入っていこうとしていた。

 しかしクラッチローはスロー走行していたロレンソを避けようとした結果、ブレーキングでフロントタイヤをロックさせ、バイクのコントロールを失ってしまい、転倒を喫した。ロレンソもコース上を滑ってきたクラッチローのバイクに接触し、ふたりともがグラベルに投げ出されてしまった。

 インシデント直後から、ふたりは激しく言い争いを展開。ロレンソは、クラッチローが謝罪してくるでもなく、なぜそんなに遅く走っていたのかと問い詰めてきたと明かした。

 一方でクラッチローは後にロレンソの下を訪れ、謝罪をしたとロレンソは語った。

「当初、カルは謝罪しなかった。実際のところ、”なぜそんなに遅く走っていたんだ?”って言ったんだ」

「それがカルという男だ。だけど彼が素晴らしかったのは、2時間後に僕のオフィスに来て謝ったことだ。自分のミスだったと理解したんだ」

「僕は遅く走っていたけど、彼は僕が前にいるのが見えていたし、僕はばかげたことが起きない”ベストなライン”が彼にも理解できると思っていた」

「彼はとても攻撃的にブレーキングした。でもやりすぎてバイクのコントロールを失った。だけどとにかく彼は申し訳ないと思っているんだし、それで問題ない」

 しかしながら、これで一件落着とはいかなそうだ。クラッチローにインシデントのことについて尋ねると、ロレンソの速度は遅すぎたと彼は主張し、インシデントの過失は”60対40”くらいの割合であり、ロレンソにも責任があると訴えたのだ。

 ロレンソは2度振り返っており、自分が迫ってくるのがわかっていたはずだと彼は述べた。

「僕が彼に接触したんだから申し訳なく思う。僕は完全な悪者みたいに見えるだろうね」

「だけど、彼はレーシングライン上ですごくゆっくり走っていたんだ」

「僕は本当に速く走っていた。彼は自分の前にいるライダーをみていたのか、僕より遅くブレーキをかけた。僕はホルヘに接触してしまうと思ったから、より強くブレーキをかける必要があったんだ。そして、濡れた路面でフロントをロックさせてしまった」

「彼は僕が来ることを知っていたはずだし、彼はその前のラップより6秒も遅いタイムで走っていたんだ」

「僕が彼にぶつかったので、僕が良いようには見えないだろう。僕たちは間違いなく、この状況について意見が合わないだろうね。大きなクラッシュだったし、僕は彼をやっつけるつもりはなかった。でも僕はこの件は50対50、あるいは60対40くらいの割合でかろうじて僕が悪いくらいだと思う」

 クラッチローはロレンソのオフィスを訪れたことは認めたものの、それは特に謝罪をするためではなく、ロレンソがケガをしていないか確認するためだったと説明した。

「主な目的は、どちらも問題ないことを確認することだった」

「僕は彼が大丈夫そうなのを見た。それで終わりだ」

骨折を心配していたロレンソ

 ロレンソは当初、クラッシュにより手を骨折したのではないかと心配していたものの、メディカルチェックの結果、無事が確認された。

「(僕の手は)大丈夫だ」

「クラッシュした後に僕の手が炎症を起こし、かなり痛かったんだ。だから、僕はどこか骨を折ったんじゃないかとすごく心配した」

「幸いなことに、X線検査で骨折が見つからなかったので本当に安心した。もっと悪い結果が出ていた可能性もあったんだ。そのクラッシュをTVでみて、バイクが僕にどんな風にぶつかってきたかわかったけど、すごい衝撃だった」

 Additional reporting by Oriol Puigdemont and Jamie Klein

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 日本GP
サブイベント Friday practice
ロケーション ツインリンクもてぎ
ドライバー ホルヘ ロレンソ 発売中 , カル クラッチロー 発売中
チーム Ducati Team 発売中 , Team LCR
執筆者 David Gruz
記事タイプ 速報ニュース