ロレンソ、ドゥカティへの適応進むも”弱点克服”には長い道のりが必要

ドゥカティのホルヘ・ロレンソは、彼とチームがバイクの弱点を克服するためには、まだまだ長い道のりが必要であると語った。

 今季ドゥカティに移籍したホルヘ・ロレンソは、12戦を終えて表彰台獲得はスペインGPのみ。一方で、チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾはすでに4勝を挙げ、現在ポイントリーダーとなっている。

 ロレンソは、シーズンが進むにつれて状況は改善しているものの、バイクから最大のパフォーマンスを引き出すことができていないため、まだ不十分だと考えているようだ。

「シーズン序盤は、フロントの感触がないという問題を抱えていた。このバイクでの経験が増えるにつれ、どういう乗り方をしなければならないかわかってきたが、まだ最大のパフォーマンスを引き出せていない」と彼は語った。

「もっとうまくやれると信じている。僕が、来年やその先に改善する必要があると思っているところに、チームは少しずつだが取り組み始めている」

「僕たちは、ここ数カ月間でいくつかの改良を加えてきた。その上で、バイクのセッティングにも取り組んできた。特にドヴィはかなり良くなってきたし、より多くの感触を得られるようになっている」

「このバイクが持つ弱点を改善するため、今後も長い道のりが待っている。チームは来年に向けて、バイクをより適したモノにしていくために努力している」

 ロレンソは自身の苦戦を認めながらも、シーズン開始時よりは今の方がバイクに自信を持てているという。

 彼が表彰台に上がったのは5月のスペインGPだった。しかし、最近はより安定したパフォーマンスを発揮しており、オーストリアGPとイギリスGPでは予選、決勝ともにトップ5に入っている。

 イギリスGPでは5位だったが、トップのドヴィツィオーゾからは3.5秒遅れ。今季最も優勝者と近い位置でフィニッシュしたことになる。イギリスGPが今シーズン最高のレースだったかと尋ねられたロレンソは「イエス。そうだった」と答えた。

「オーストリアよりポジションはひとつ悪いが、(優勝したライダーに)3秒近くなっている」

「かなり近づいている。より多くの自信を感じるようになった。バイクをはるかに良く理解しているし、特にフロントタイヤの性能劣化にうまく対処できていると思う」

 ロレンソは、ドゥカティのバイクのパワー出力特性に適応するために、スロットルの使い方を改善したと述べた。

「僕がどのようにスロットルを開けるかが問題なのだと思う」

「今まではヤマハに乗っていた時と同じようにスロットルを開けていたが、このバイクでレースに勝つためには、それを少し変えなければならない」

「最終的に、僕はより長くタイヤを保たせる方法を理解した。それは、今後のトラックで僕たちの役に立つはずだ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ホルヘ ロレンソ
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース