ロレンソ、新型ドゥカティに大満足「僕のバイクになってきた!」
ドゥカティ2年目のシーズンを迎えたロレンソは、新型デスモセディッチGP18の仕上がりに満足しているようだ。








ホルヘ・ロレンソは、ドゥカティの2018年仕様車デスモセディッチGP18について、”自分のスタイルに合っている”と満足しているようだ。
ロレンソはドゥカティ移籍2年目のシーズンを迎えた。28日(日)にセパン・インターナショナル・サーキットで始まった公式テストの初日、ロレンソは3番手タイムを記録。チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾからわずか0.03秒遅れのタイムだった。
ロレンソ曰く、新型マシンはドゥカティが伝統的に苦しんできたコーナリング特性が改善され、昨年仕様のバイクよりも速くなっていると評価する。
「新しいバイクは、基本的に昨年のバイクよりも速くなっているように見える。これはポジティブなことだ」
そうロレンソは語った。
「普通なら、パフォーマンスを改善していくためには多くの時間を必要とする。でも今回は、このバイクを試した全てのライダーが、ラップタイムを改善しているんだ。これはとっても良い兆候だよ」
「特にこのバイクは、僕の自然なスタイルに非常に近いようだ」
「スロットルを少し早く開けることができるようになったし、これまでよりも自信を持ってコーナーに入っていくことができる。もう少し傾けることもできるはずだ。だからとても幸せだし、満足している」
「1年以上経験してきたから、ドゥカティのバイクをより理解できるようになっている。でもこのバイクは、それ以上に”ロレンソのバイク”になっている」
一方のドヴィツィオーゾも、新型マシンで改善された部分として、コーナーへの飛び込みを挙げた。
「コーナーへの飛び込みは良くなった。ブレーキングの最後の瞬間、ブレーキを離す時は、コーナリングに少し影響するんだ」
そうドヴィツィオーゾは説明する。
「基本が良い場合、バイクを改善するのは難しいものだし、すべきこともとても難しいのだ。だから僕は少し驚いたけど、本当に満足している」
「それでも、僕らにはまだ細かい部分ですべきことがある。最初から良かったけれど、いつもと同じように満足できない部分も依然として残っている。だから作業を続けなきゃいけないし、僕らにできることを明確にしておかなければいけない」
Additional reporting by Oriol Puigdemont
この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | Sepang January testing |
サブイベント | Sunday |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | ホルヘ ロレンソ |
チーム | Ducati Team |
執筆者 | David Gruz |