ロレンソ、19年もドゥカティ残留希望なら給料大幅カットもやむなし!?

ホルヘ・ロレンソが2019年以降もドゥカティ残留を希望するなら、給料の大幅カットを受け入れなければならないかもしれない。

 ドゥカティのスポーティング・ディレクターのパオロ・シアバッティは、3度のMotoGP王者を経験しているホルヘ・ロレンソについて、2019年以降もチームに残りたいのであれば、大幅な給料カットを受け入れなければならない可能性が高いと語った。

 2017シーズンからチームに加わったロレンソと、そのチームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾの契約は2018年限りで期限を迎えることになっているが、ドゥカティは2019年以降も両ライダーの起用を継続したいと明確に示している。

 しかし現在の契約が締結された2016年と比べ、ふたりのライダーが置かれた状況は大きく変化している。

 ドヴィツィオーゾの基本給は年間200万ユーロ(約2億6000万円)ほどとなっており、この契約は彼がドゥカティでの初優勝を挙げる前にサインされたものだ。しかし彼はその後、2シーズンで合計7勝を挙げた。特に6勝をマークした2017シーズンは覚醒と言ってもいいほどの活躍で、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と最終戦までタイトル争いを繰り広げた。

 一方のロレンソは、年間1200万ユーロ(約16億円)以上もの条件でヤマハから移籍。しかしドゥカティのバイクへの適応に予想以上に時間がかかり、1勝もできずに2017シーズンを終えている。

 シアバッティは今回の契約交渉において、ロレンソに提示したような高額オファーを再び提示することはできないと強調したが、ドヴィツィオーゾには”報酬”として、給料の増額をしなければならない可能性が高いと認めた。

「どちらのライダーとも仕事を続けるつもりだが、経済的な限界があるのは明らかだ」と、シアバッティはmotorsport.comに語った。

「テレコム・イタリアが我々から離れたため、どのくらいの金額を出せるのかスポンサーと話し合いを行うつもりだ。そうすれば、各ライダーのマネージャーと交渉しやすくなる」

「明白なのは、2016年と比べて状況が大きく異なるということだ。ホルヘを雇った時、彼は現役のMotoGPチャンピオンだったし、ヤマハから2年間の契約延長を提示されていた」

「2016年の中頃にアンドレアとの契約を更新した時、彼はドゥカティで勝利したことが1度もなかった。我々は彼が2017年に成し遂げたことに報酬を与えるつもりだ」

「アンドレアのように活躍し、その翌年末で契約期限を迎えるライダーは、交渉においてそれ以前よりも強力な立場に立つことになる」

「ドゥカティはロレンソの興味を惹こうと努力したが、それはあのタイミングだったからだ。ホルヘがチームに加入した時と同じ金額を、彼に我々が与えることができるとは思わない」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ホルヘ ロレンソ
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース