『不気味な』マルケスを警戒のロッシ、決勝のタイヤ選択に集中
執筆: Jamie Klein
バレンティーノ・ロッシは、チェコGPの初日を終えて、マルク・マルケスの今週のポテンシャルについて疑問を抱いている。
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ブルノでの最初のセッションでは6位だったホンダのマルク・マルケスは、FP2ではドゥカティのアンドレア・イアンノーネ、そしてヤマハのホルヘ・ロレンソに0.1秒の差をつけ、FP2でトップタイムを記録した。
一方、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は5番手タイムを記録。彼は、マルケスはセッション序盤では転倒しかけたが、セッション終盤で行ったアタックがレースにおいて脅威になると考えている。
「6人か7人のライダーが速さを持っている」とロッシは金曜日、メディアに語った。「現時点では、ペースが良いのは僕かロレンソ、そしてイアンノーネだ」
「マーベリック・ビニャーレスもそんなに悪くない。アンドレア・ドヴィツィオーゾはニュータイヤでは速いけど何か問題があるようだ。分からないのはマルケスだよ」
「彼は今朝、そんなに速くなかった。午前中はずっと苦しんでいて、フロントとリヤタイヤを変えたら、2周すごいラップを走った」
「今考えるべきは、彼がその2周を走ったセッティングで、レースペースでも速いのかどうかってことだ」
「あの速い2ラップを走れたってことは、何かいいものを見つけたってことだ」
勝負の決め手はタイヤ。慎重に選ぶロッシ
加えてロッシは、日曜日のタイヤ選択が重要で、レース距離でポテンシャルがありそうなタイヤがいつもより多いと語った。
「タイヤの選択肢は非常に多い。フロントタイヤは3種類から選べるし、リヤも2種類から選べる。とても重要になってくるだろう」とロッシは語った。
「今朝はバイクとタイヤにとても良いフィーリングがあったんだ。以前ブルノではミシュランタイヤでとても苦しんだから、すごく不思議だね」
「でも今日は感触が良いし、ラップタイムもそんなに悪くない。やることはまだたくさんあるけれど、タイヤについて正しい決断をしなくちゃね」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | チェコGP |
ロケーション | Brno Circuit |
ドライバー | マルク マルケス , バレンティーノ ロッシ |
チーム | Yamaha Factory Racing |
執筆者 | Jamie Klein |
『不気味な』マルケスを警戒のロッシ、決勝のタイヤ選択に集中
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